今日はファシリテーターとして心がけていることについて書いてみます。
場作りをしている方に向けた記事。
下記のの記事でも書いたとおり、私はものすごいチキンなのでどんな場でも自分が120%安心して臨みたいので、かなりの事前準備タイプです。慣れてきたら準備時間減るのかなと妄想しておりましたが、慣れてきたら「こんな準備したらもっと良くなる!」とアイデアが湧くようになってきたので更に準備しているっていう…笑。
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私は主催者が自分の開く場をどれだけ大切に思っているかは、行動に表れると思っています。「いい場になりますように!」と念じるだけじゃなくてそのためにどんな風に準備に費やすか。 内容を考え尽くすもそうだし、誰かとペアまたはチームでホストするなら意図合わせもそうだし、当日の場をどう創るかだってそう。
机や椅子を綺麗に配置すること、お菓子や飲み物を準備すること、丁寧に書かれた文字、小道具への心遣いなど、これらすべてが主催者の参加者に対する無言の「あなたが大切です」というメッセージになります。
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ペンや付箋がぐちゃぐちゃに置かれている、主催者が始まってから慌てて流れをホワイトボードに書いている、スペースを創るために避けられている机や椅子が雑に置かれているなど、そんな場に私が参加していたら「無いな…」と若干帰りたくなります。( 別の記事で書きましたが、これらすべてが主催者の無言の「こんなもんでいいよね」です )
場作りって恋愛と一緒です。きっと。
恋愛は「好きです!」って念じられても何も起きないでしょ。
行動で示せっての!
…って思いますよね(^^)?
場を主催することだって同じ。自分が「こんな時間を過ごしたい!これをやりたい!」というのがあるから自分で場を開くわけだし、仕事で行なうにしても好きだからやってるわけですよね? (好きじゃないのにやってますならそれ以前の問題だけど)
だったら行動で示せって話(^^)
もし、準備されてる場がどんな場かよく分からない人は、きっとその人は丁寧に準備された場に参加したことが無いんだと思います。 だって丁寧に準備されている場って内容の厚みも明らかに違うし、たくさんの無言の「参加者を大切にしています」があるから参加していてエネルギーが湧く。
場作りは「どんな準備をすればいいかが分かっている」人こそがプロだと思っています。私も白状すると、セミナーや対話の場を主催するときに始めの頃は「どんな準備をしたらより効果的な場になるか」が分かっていなかったので、今ほど準備していませんでした。でも回を重ねるごとにこういうことを仕込んでおけばより質が高くなる…!ということが見えてきたのです。
場作りは残念ながら念じるだけではうまくいくほど甘くない。 (もちろん、実際は念じてもいますが) たくさんのセミナー、対話の場が開かれている中で「あなただけの場作り」をしたいなら、経験を通して得た「あなたが思いつく準備」を行動で示していくしか無いのです。
ちなみに私が準備、とする中には「自分を整えること」や「主催チームの関係性を築くこと」も含まれています。次回はその辺りについて書いてみようかな。
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