「誰かのため」ってそれ、本当？システムコーチングも研修も、NPOの活動だって、私はすべて「自分のため」

突然ですが、私は「誰かのために」「クライアントのために」「あなたのために」と言う人が実は嫌いです。こんなことを言うと「お前、コーチやってんだろ！」と矢が飛んできそうですが、嫌いなもんは嫌いなんで仕方がありません。

「あれ？ NPOの活動熱心にやってなかったっけ？代表じゃなかったっけ？」と思った方、すいません。NPOの活動も自分のためにやってます。今の団体の仲間や活動大好きだからやっていて、結果的に社会のためになっているだけであって、自分がまず先です。

「誰かのため」って他人を自分より先に満たそうと動く人は、他人軸で生きてる人だと思ってます。

私は、自分自身を生きると決めているので、そんなことを言っている暇はないのです。もしかして「システムコーチングは関わるチームの為にやってるんじゃないの？」と思った方がいたりしますか？くどいですが、違います。システムコーチングも「自分のため」にやってます。

そもそも私は「人と人が相乗効果を発揮するのが(自分が発揮するのも、発揮するチームを見るのも)死ぬほど大好き♡」な人。システムコーチングで関わったチームの関係性の質が高まり、「このチームだからできる成果」を目にするのが大好き！つまり自分の「大好き♡」を満たすためにやっているのです。

もちろん、今継続して関わっているチーム、クライアントのことは大・大・大好きですし、自分のセッションで大きく変容してもらえたらものすごく嬉しい。けれど、どうしてそうなったら嬉しいのか自分の中を突き詰めて掘っていったら、やっぱりそれは「自分のため」

「クライアントのために」というコーチやセラピスト、コンサルタントの方、クライアントが変化したら「あなた」が嬉しいんじゃないの？「あなた」がそんな喜びに溢れて生きていきたいんじゃないの？

研修講師の方、受講生に自分の話を聞いてもらえたら、理解してもらえたら、あなたから学んでもらえたら「あなた」が満たされるんじゃないの？あなたの学びを実践して変化が起きたら「あなたが」幸せなんじゃないでしょうか。

私は、コーチングをしてもらうなら「セッションするのが私の幸せなんです♡」って自分のためにやってもらえるコーチにお願いしたいし、研修を受けるなら「この学びを得てもらえたら最高に嬉しい！」って自分のためにやってもらえる方に教わりたいし、マッサージを受けるなら「マッサージやるの大好きなんです♡ やらせてもらってありがと！」ってくらい自分のためにやってくれる人にお願いしたい。

「これが大好きなんです！自分のためにやらせて！」っていうくらい心の底からの大好き！満たし、行動している人の魂って輝いていると思っていて、そんな人と時間を共有するととっても自分が満たされるんです。冒頭で「『誰かのために』と言う人が嫌い」と書きましたが、もっとちゃんと書くと「誰かのために」にだけ目を向けて「自分のため」を置き去りにしている人が嫌いなのです。

「クライアントのためにものすごくいいセッションしたい！」という気持ちは私も、もちろんあるし、そう言ってることもあるかもしれませんが、それがひいては自分のためであるということを120％認識したうえでの発言です。

叶恭子さんだって