[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/0053_original.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]最近、朝活(?)ならぬ朝読書会に参加しています。このブログでもかなり昔にNVCの記事を書きましたが、その時からコツコツNVCは実践を重ねています。[/voice]
先週の23日(火)から私の大好きなkokoさんがファシリテートする共感コミュニケーション オンラインブッククラブに参加していて、毎週火曜にNVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 (新版が出るようです。私も予約しました!) を読み進めて対話し、本の学びを深めています。
NVCは4年前に記事に書いているくらいなので、これまで何度も本を読み、日常でも意識して使っていることがあるくらい好きではあるのですが、やっぱり実践を重ねるのが大事!というのと、kokoさんがホストということもあって参加しています。私は、誰と過ごすかが自分の時間を選択する上でかなり上位なので、自分の好きな人とその人のつながりの中で出会える人と過ごせるということは、自分にとって至福の時間( ´∀`)
また、本や学びの手法って、色んなものに手を出すのではなく、同じものを繰り返し実践して極めたいという気持ちが強いので (「習慣になった努力を実力という」っていう河合塾のコピー、秀逸だと思う) 、NVCも習慣にするべく実践しているところです。
先日の講座中にで、「なぜ気持ちを伝えるのが大切なんだと思う?」と聞かれ、私がすごく良いことを言いましたので( 自己肯定感高すぎてすいません( ´ ▽ ` )/ )ふいに出た言葉をちゃんと自分のものにしておくために書き残しておきます。
私なりになぜ気持ちを伝えることが大切かを言語化してみると、
(気持ちを伝えるための前段として)自分の気持ちを自分で捉えてあげるのは、自己共感。それは自分を大切にすることだから。
まず、自分の中にあるホワッとした感覚を
「あ、今じんわり嬉しいんだな」
「今、しんみり切ないんだな」
とキャッチしてあげる。
自分で自分のことを無視しない。
そもそも、「自分を生きる」とは自分の気持ちを無視せず、意識を向けてあげることから始まります。
だから、目の前で起きていることに対して自分がどう反応しているかを、誰よりも自分が見てあげる、自分で自分に共感してあげる。
気持ちを伝えるための前段として、まずは自分の気持ちを捉えてあげます。
気持ちこそがその人そのものであり、そこから人とつながりたいから。
本題のなぜ気持ちを伝えることが大切か、なのですが、これはまさに「ちゃんとその人自身とコミュニケーションとりたい」からです。
人はただ言葉を交わすだけでは、相手を分かり合えているとは言えません。
例えば、、、
私「このペン、私の尊敬する人に買ってもらったの」
だとただ、起きたことを事実として伝えただけですよね。これが
私「このペン、私の尊敬する人に買ってもらったの。実は、私の好きなブランドで、調べてくれた気遣いに感激しちゃった…!」
とか
私「このペン、私の尊敬する人に買ってもらったの。高そうなブランドで何だか申し訳ないなぁ」
だと、その出来事を「どう捉えたか」が加わります。この「どう捉えたか」を相手の価値観、つまり相手そのもの。それが感情を通じて明らかになります。
同じ出来事でも、人によって起きる感情は違います。(この場合ペンをプレゼントされて湧く感情は人によって違いますよね)、感情が違うということは物事を捉えるフィルターが違う。そのフィルター、つまり価値観、考え方そのものはその人自身。大切な人とのコミュニケーションは、ちゃんとその人自身とやりとりしたいです。
だからこそ、相手のことをちゃんと知りたいし、分かり合いたいと思ったときに「気持ちを伝えあう」ことが大切なんですね。
ちょっと余談になりますが、「自分の気持ちを言葉で伝える」スキルはますます求められていくと考えています。なぜならオンラインでのやりとりや外国籍の人とのコミュニケーションが増えているから。
そばにいれば、「気持ちを言語化」しなくても表情や身振りから気持ちを推測することは出来ますが、オンラインで、しかも声だけのやりとりだとそれが全く分からなくなる。人に推測してもらう材料を渡せない状況であればあるほど、自分で伝える必要があるからです。
私は、内面の言語化は生きやすさにつながると思っているので、日々の中でますます実践を重ねたいと思っています。来週以降も、この学びを深めていくのが楽しみ!
感情については同じような記事をいくつも(笑)、書いてます。気になる方はこちらもどうぞ。
NVCは新版が発売になるようです。新版はこちらですね▽