あなたの我慢は誰のため? 「迷惑かけないように」NOと言わない人こそ、最も迷惑な人だと思う。

[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/0053_original.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]私は普段、Yes、Noをなるべく相手に伝えることを意識しています。何となく「察してください」って人に依存している行為だし、人に任せるのってある意味誠意がない行為にも見えるから。でもNoと言うのが難しいという人が結構いるみたいです。[/voice]

 

以前、Twitterを見ていてこんな記事が流れてきました。

 

「あなたの我慢は、誰も幸せにしない」北欧女子オーサが語るスウェーデン女子がハッピーな理由

 

「好きな仕事」するにこだわるところ、嫌いな制度・風土に無理に自分を合わせないところ、「自分は自分」、周囲と自分を比較しないところ。 読んだ時に「あれ?もしや私はスウェーデン人か?」と錯覚するほどに私の考え方に近い記事。

 

 

直接私と会ったことがある人はよく知ってると思いますが、私はYes、Noをかなりはっきり伝える方で、しかもNoを伝えることは意識的に大切にしています。自分が心地よく人生を過ごすために、不要な自己犠牲や我慢を自分にさせないよう、きちんと自分を守るためにNoと伝えることと、それに伴う行動をとるってものすごく大事だから。

 

記事にもあるけど、企業が変わらないからと我慢する人って多いじゃないですか。私、上司や会社が嫌ならさらっと辞めればいいと本気で思います。上司が嫌なのに我慢するって、そのままその人を上司にし続けることに加担してるのってその人じゃん、と思う。会社が分かってくれないとか言う人もそう。分かってくれない会社からは皆辞めて、その会社潰したらいいんだよ、本当に。

 

我慢って本当に誰のことも幸せにしない。自分のことも傷つける行為だし、我慢を繰り返すと自分のことが分からなくなるよ。(自分の「本当はこうしたい」を押し殺す行為だから)

 

昨年の秋くらいにキンクコングの西野さんが就任後3日でCIOを辞めてたけど、これくらいポップに嫌だったら辞めたら良いと思ってるよ。私も、嫌な人とは働きたくないから、一緒に働いてる人のことが嫌だったら我慢せず絶対に辞めます。もちろん、人から「げんちゃんのこと嫌いになったので、もう一緒に働きたくない」と言われる可能性もちゃんと引き受けます。

 

皆がちゃんと嫌と言えば成り立たないはずのことが我慢で成り立っている状態って不健全でしょ。

 

だからやりたくないことをきちんとやりたくないと伝えることはものすごく大切。私が我慢すれば良いって、一見周りや全体のことを考えているように思えるけど、我慢しないと成り立たない状況を作ることに貢献していて、それは引いては全体のためにならない。

 

あと、私がNOと言わず我慢する人に一番腹立たしいポイントはここなんだけど、NOというより我慢の方が楽でしょ。 自分が楽したくてそして我慢しないと成り立たない状況に大貢献してるってもう、本当に、、それ、怠慢なんだよ、、、といつも思います。

 

なので、きちんとNOと言うのって全体への貢献だと思うし、ちゃんと自分の気持ちを自分で汲んであげる行動とっているということだと思う。あと、ついでに書いておくと、日々の中で小さな自分のYES/NOを大切にしていないと、上記に書いたような「 嫌なんで仕事辞めます 」のような大きめなNoって行動に出れないからね。

 

だからこそ、普段から自分のYES、NOを大切に。そして、人のYES、NOも大切に。自分がNOって言えない人って「人のNOも受け入れられない」人が多い。 NOはその人の否定とは何の関係もないと私は思うけど、NOと言われるのが嫌な人って勝手に自己否定された気分になるらしいです。

 

自分の小さなNOを大切にする、でもいいし人のNOを受け入れる練習をする、でも良いのですが、私はお互いにNOを受け入れあえる社会の方が、NOと言えない社会よりずっとずっと寛容で心地よい社会だと思いますね。

 

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対話ができる関係性・チームを築くために ワークショップデザイン × ファシリテーション でサポートする人。 プロフィール

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