「共感」が持つ心の治癒力 NVCをそろそろちゃんと学びたい件

[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/0014_original.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]今回は、私が今、ハマって繰り返し読んでいる本について。コミュニケーション能力を上げたい方、この人、どう伝えたらもっとより良い関係が築けるの?とお悩みの方は必見の記事です。[/voice]

 

NVC ( 非暴力コミュニケーション ) に関する最も有名な本。NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法を読んでみました。 ( 2018/06/14追記  NVCはご紹介した当時のバージョンより新しいものが発売されたので、リンクを新版に変更しました。 )

何度も読み返して、実践して自分のものにしたいコミュニケーション方法。人間関係に悩んでいる方、相手とより深い関係を築きたいと思っている方はぜひご一読ください。

 

 

1章ずつブログ書けそうなほどの内容だし、NVCに関してはもう少し深めてからまとめたいので詳しく書きませんが、読んでいて改めて感じたのは「共感」の持つ力のすごさ。

 

人と話をしていて「何だか話をしていると心が癒やされるな」「安心出来て何でも話したいな」「話ししてると何だか混沌としてた自分がすっと進めた気がする」という人っていませんか。

 

その人はおそらく、相手に共感をすることが上手な人。上手と言うと技術的な気がするけど、要は相手に寄り添う姿勢があるということですね。 普段、コミュニケーションをとる時に相手との共通点を発見出来ると、ちょっとホッとすると言いますか、安心感が増すと思いますが、それって共感しあえる感覚があるからだと思います。

 

8章で、薬物解毒センターで共感を使って暴力を免れた人の話が書かれています。いかに共感の力が人の心を癒やし、暴力的な気持ちをゆるめるか、その治癒力についてのわかりやすい例でした。

 

以下は8章の読書メモ。

 

誰かがわたしの言葉を聞いてくれれば、どうにも手のつけようが無いと思っていた混乱がスムーズに流れるようになる

 

相手に共感すればするほど、わたしたちは安全だと感じる

 

相手に共感することが出来れば、自分の弱さをさらけだすことも、暴力を未然に防ぐことも、停滞した会話を蘇らせることも可能となる

 

人の感情に深く共感しあえると、「受け止めてもらえた」という気持ちがお互いをより近づけ、安心し合える空間を創ります。弱さをさらけだすことも、自分のもっと深い部分の話をすることも出来る。

 

 

人間関係は対話の質で決まります。表層をかするような会話しかできない人は浅い人間関係しか集まらないでしょう。だからこそ私はNVCで相手とより深い関係性を築きたいです。それが自分の人生の幸せにつながるので。

 

また、「共感力」は女神的リーダーシップ 世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性であるという本で、女性的資質と見なされ、世界で成功しているリーダーの多くが持っている資質と記載されています。

 

「この人にすごいと思われたい!」よりも「この人に自分のことを何でも話したい」と思ってもらえるリーダーのほうが、ずっと1人1人の力を引き出せるのではないでしょうか。私もそういう人を目指しています。

 

人に寄り添う言葉が使える人は、人の心を癒やすことが出来る。そう思ったら今日から大切な人とのコミュニケーションがさらに楽しみです。

 

NVCが何かを知りたい人は、「なんでわかってくれないの!」と思ったときに読む本  の方が具体例が身近で入りやすい気がします。 きちんと身につけたいなら章ごとにNVCのプロセスのエクササイズがある上記の本の方がいいかな。2014年上半期はこの2冊を集中的に読んでいます。 どちらの本も非常にオススメなので、もし職場で上司・部下の関係に悩む方、パートナーとの関係をもっと良くしたいお考えの方、コミュニケーション能力を高めたいという方、ぜひ読んでみてください。

 

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対話ができる関係性・チームを築くために ワークショップデザイン × ファシリテーション でサポートする人。 プロフィール

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