女性の皆さん、”今の社会” で活躍するつもり? 女性が今の社会で感じる違和感こそ、宝だと思う!

[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/0053_original.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]今回は、私が関心の高い、女性性についての記事。私は、女性は “今の社会” で活躍しようとしないほうが良いと思っています。女性が自分たちの身体のリズムを大切に自分らしく働くにはどうしたらいいかな?と、そういうことを話す場を作りたいと思いました。[/voice]

 

今回は久々に女性のみの対話の場へのご招待です。

 

数年前から女性性の探求に勤しんでいる私です。 以前は定期的にウィメンズサークルという場をやったりしていたのですが、一緒に主催していたゆりさんが北海道に引っ越してしまったのもあり、しばらく女性のみの対話の場をやっていませんでした。

 

が、ここのところの私は、ほっとくとすぐ男性社会の常識に影響を受ける→辛くなる→自分を見失いかける→そうだそうだ、自分は女性だったんだ→得意の内省または1人リトリート、それでもダメな時は他の女性に頼って助けてもらう→なんとか少し復活→再び仕事に行く→最初に戻る、というサイクルをラットレースのように回しておりまして、正直、埒があかない。

 

自分なりにもう少し「女性としてどうしたいか」を探求していかないと(&自分の周りから女性性を大切にするとはどういうことかをもう少し伝えたりしていかないと)、自分が今後生きていけないんじゃないか。

 

そんなことを考えたいた時に、「女性だけで話す場を開いてみたい!」と今回企画者の1人である、ゆりえさん嬉しいお誘いをいただき、再び女性の対話の場を開いてみようかなという気持ちになりました。ゆりえさんはエンジニアとして働きながらプロボノとして横浜アクションプランナーという団体で活動をされているアクティブな方。

 

以前、あるイベントにゲストスピーカーとして呼んで頂いたところからの縁なのですが、今回、再びご一緒する機会が持ててとても嬉しく思っています。 ゆりえさんは、過去に私のこの記事を読んで、女性性に関心を持ってくれたそう。(書いててよかった!)

 

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今の社会は、男性が仕組みを考えています。だから男性にとっては普通と思うことも、女性にとっては普通ではないことがたくさんあります。例えば、週5回毎週働くというのは、男性の身体をベースにした働き方というのはご存知でしょうか。

 

 

男性は精神に影響を与えるホルモンはテストステロンというホルモンのみで、これが一定量分泌されているので、男性は日々女性から見ると「同じように」働くことができます。( 私はこのことを知った時に「え?男性って感じ方とか日々同じなの?」(もちろん、女性と比較してという意味ですが) とびっくりしました。)

 

 

女性は精神に影響を与えるホルモンは、エストロゲン、プロゲステロン、オキシトシン、テストステロンという4種類があるので、女性は月に4回性格が変わると言われています。 今の社会では多くの企業女性はで「男性と同じように働く」ことが求められている環境なので、この、自分の身体・感覚が繊細に変化していることにすら気づけない女性も多い。

 

 

さすがに生理の前後に精神に影響がある、は分かると思いますが、、、女性の皆さん、自分の身体の声をきちんと聞いていますか。 ちゃんと自分の感覚を捉える習慣を生きるようになると、繊細に自分の感じ方、パフォーマンスなどが変わっていっていることに気づけると思います。

 

私も企業と契約して働く期間は、この「男性のサイクル」で働かないといけないのですが、それでもワークショップのデザインなど発想を必要とする仕事はなるべくエストロゲンが分泌される週に寄せるようにし、テストステロンが分泌される週は不安定になりがちなのでネガティブな決断をしないようにし、生理の少なくとも初日・2日目は極力男性との打ち合わせは入れない。(思考が働きづらくなり、論理的な話についていけないため) とマイルールを設定しています。

 

打ち合わせの日程をもし複数提示されて、どちらも都合がつく場合は自分のホルモンの状態を見て決めています。

 

これはほんの一例ですが、「これが自然」「本当は、これが心地よい」ということは女性も分かっていないことがまだ多い。きっと私もそうです。 男性が「物理的にいない」ことで、普段無意識に感じている異性の目がなくなり、「女性として自分はどうしたい?」に自分自身が気づくことができる、これが女性だけの場で起きることの1つだと思う。

 

 

私は定期的に女性だけの場を主催しているのでもしかしたらフェミニスト( ここでは女性の権利を過剰に主張する人、という意味)と捉える人もいるのかもしれませんが、そんなことは全然ありません。むしろ私はこれまで、たくさんの男性に助けてもらって今があると思っているくらい。例えば、1人で受注した仕事をわざわざ半額私に支払い、一緒に働くために自分の現場に呼んでくれた人は1人や2人ではないですし。

 

 

ただ、男性と働く時間が長かった私だからこそ、自分が女性として「『自分が男性にならず』心地よく働くにはどうすれば…」を長く考えてきています。 私が自分で「女性として、男性とどう働きたい?」を探求したいので、女性だけの場を開いているとも言えます。

 

男性は女性が「本当は、私たちにとってはこっちが良いです」を素直に伝えたら、叶えるよう力を尽くしてくれると思っています。そのためには、私たち女性が「私たちはこれが良い!」を自分の心から見つけ出すことが先。  そう思って女性だけの場を開いています。

 

今回企画したイベントは数時間なのですが、もう少し時間をとってフューチャーセッションもやってみたいな。

 

 

男性社会で働く女性の皆さん、ぜひご参加をお待ちしています!

 

ヒロインズ・ジャーニー 〜女性目線から私たちの「働く」を話してみる〜
5月18日(金) 19:00〜です!

ぜひ、はじめましてという方も気軽にいらしてください。ご質問などはこちらからどうぞ!

 

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