いつもしている7つのこと。私のファシリテーターとしてのセブンルール (後半)

[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/0007_original.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]今回はこちらの記事からの続き。ファシリテーターとしてのセブンルールの後半です。[/voice]

 

 

5. 自分自身を全部使う

5つ目は自分自身を全部使う、です。これはどういう意味かというと自分を構成する要素や生まれながらにして持っている印象、資質、そして場が進行する中で自分の中に起きること(感情とか)もその場で使うことを意識している、という意味。

 

私がホストする場の多くは、参加者に年上の男性が多いため、「年下」で「女性である」自分で在ることが場に影響を与えます。 また、当事者ではなく「外部」からサポートする立場で在ることが多い。それらの要素は変えられない事実なので、どんな風に関わればそれらが活きるかを考えます。

 

例えば、誰だって年下の女性に偉そうにホストされたくないですよね。なので、尊重の気持ちを持って接するとか、そういう言葉を使うということを意識します。

 

また、私は見た目が結構固い印象がするらしく(そんなことないのに!) 場を緊張させるスキルが高いので、私がホストすると参加者が私に向かって話していることがあるんですよね…(._.)  なので、なるべく参加者同士の対話が進んだら物理的に後ろに回るとか、ペアのコーチに意図的に軽やかさを持ち込んでもらうとか。自分そのものの出している雰囲気や傾向は意識をして扱えるようにしています。

 

また、自分に起きる感情もその場に出したりします。(「今、聞いていてこんな気持ちがしました」というように。) ファシリテーターが自分の感情を素直に言葉にすることで、場の安心感と、一緒に場を創り上げている感覚が高まる気がしています。

 

6. 自分と他者の可能性を信じきる

これも、以前記事に書きましたが、一見場が良さそうに見えたとしても「まだまだこんなものじゃない!」と思って関わっています。

自分に無限の可能性があるのと同様、一人一人にはその人も私も気づいていない可能性が溢れています。他者の可能性を信じるためには、自分を信じる生き方を意識していないとダメですね。

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7. 自分自身が幸せでいる

最後はこれ。自分自身が良い状態でいる、に通じるのですが幸せな気持ちで在れるように日々を過ごします。ファシリテーターがどんな心持ちでその場にいるかは、場に大きく影響を与えるからですね。

 

男性ばかりの現場にいるせいか(?)、その場に女性が私1人ということも結構あるのですが、幸せな気持ちでいる女性が発するエネルギーはバカにできないと思ってます。正直に言うと昔は、ニコニコしてるだけの女性ってバカっぽいと思って敬遠してたのですが…。今では何もできなくてもせめて幸せで満たされている私でその場にいることがファシリテーターとしての大きな貢献、と思っています。

 

これ、ただ幸せなふりしましょうってことじゃなく、本当に心が幸せな状態かどうかが大切。そのために日々幸せを感じる心を育ててます^ ^

 

 

セブンルールはこんな感じですかね。7つすらっとでたものを書きました。これ、生活で意識していることのセブンルール、とか他の視点からやってみるのも面白いかも。皆さんのセブンルールも、ぜひ教えてくださいね。

 

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対話ができる関係性・チームを築くために ワークショップデザイン × ファシリテーション でサポートする人。 プロフィール

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