好きな人とだけ生きるがわがままという人はそれをやったことがない人だ。 私流好きな人とだけ過ごす世界の作り方(後半)

[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/0024_original.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]今回はこちらの記事(前半)からの続きです。ぜひ前半からお読みください。[/voice]

 

3. 好きな人と心地よく関係を続けられる努力をする

2までが出来てくると少なくとも好きじゃない人は周りからいなくなってきます。

 

そうすると今度は何が起きるかと言うと、自分が「周りの人に対して許せる範囲が狭くなっていることに気づく」んです。

 

好きな人とは自分のことを分かって欲しい、とか分かり合いたいという気持ちが強い人のこと。そうするとどうでもいい人には許せる行為が好きな人だと許せなくなる。(知らない人が浮気してようが限りなくどうでもいいですが、好きな人だとショック・・・と感情が動くのと一緒です。)

 

私は「自分軸で言葉を交わす関係性」でいたいというのは自分の価値観として大切なので「世間一般ではこうじゃん」とか「上司があぁ言うから」とか言われるのが嫌なんですね。でも自分にとってどうでもいい人がそういう会話をしていても知ったことではありません。ただ、好きな人にこういう言葉をかけられると気になってしまうんです。

 

ここで取れる選択肢は

1.こういう関わりよりも、自分がどう思うか伝えてもらいたいと相手に言う
2.違和感を感じたまま付き合い続ける
3.その関係性を捨てる

 

のどれかになりますが、2だとその人を好きでい続けられない可能性が出てくるので、本末転倒、、、ということで相手に誠実に1の関わりをするようになります。

 

そもそも付き合いを続けたい好きな人としか付き合っていないのでこうなるといちいち相手に向き合う必要がある。これって最初は決して楽じゃないんです。

 

好きな人とだけ過ごすが楽だとか逃げだとか言う人って確実にやってみてないと思うよ。ここまでやると、人を選ばず自分の好きな人も嫌いな人も適当に自分の世界にいることを許している状態の方が楽だと気づくはずだからです。

 

自分の周りに好きな人しかいないということは自分が大切にしていることを共有したい、大切にしてもらいたいという欲が出る人ばかりということ。自分にとって大切な真実を伝え続ける行動が出来ないと、周りに好きな人ばかり♡の状態って続けられないんです。

 

なので、私は時には相手と会話していて気になることがあったら内省してから「すみません、、さっきの話なんですけど、、実は私はこういう関わりの方が嬉しくてですね」と伝えにいくこともあります。

 

これって、楽ではないんですよね。一瞬、「わざわざこんな瑣末なことをほじくり返してめんどくさい女だと思われたらどうしよう」とかいう頭の声がうるさくなること必至。

 

でもこれをしないと、今後相手との関係性に違和感を持ち続けて付き合わないといけません。1回2回でどうなるもんでもないですが、重なるとこの相手との関係性は違和感を隠して付き合う関係性だと自覚的になってしまい、相手を好きでい続けるのは難しいように思います。

 

「相手を好きなままいい関係を続けたい」こう思ったら、自分にとってこういう関係でありたい、こういう関わりがしたいということを伝え続けないといけない。

 

たまに「嫌いな人と関わった方が学びになる」みたいなことを言う人もいます。まぁそれはそうかもしれませんが、好きな人と誠実に向き合い、丁寧に関わることで不思議とそれまで苦手、嫌いだった人との関わりも勝手により良くなっていく感覚があります。

 

関係性のポジティブアプローチですね。嫌いな人から学ぼうとか、上手くいかないところを改善していこうとする人は課題解決アプローチなんだと思います。

 

好きな人に愛を持って関わるのが当たり前になると、たとえたまたま目の前に好きじゃない人が現れていても愛から相手に関わる練習が積めているので、以前より優しく関わることが出来るようになりますよ。

 

4. 時にはどんなにそれまで好きだった人とも潔くさよならする

世界で変化しないことは何もありません。どんなにこの瞬間、愛しい相手であっても必ずさよならがくるということを忘れずに過ごしています。目の前にいる相手は今世で会うのは最後かもしれない、そう思うと交わす言葉も自分の在り方も変わってきませんか。

 

その瞬間その瞬間を大切に過ごしていると例え「あぁ、この人は自分と本音で向き合ってもらえなかった」とか「この関係性は自分にはもう必要なくなってしまった」と感じたときも、さよならに伴う後悔が少なくなりました。「自分は相手に向き合ったじゃないか」とか「この相手とは大切に過ごしたじゃないか」とかね。もちろんさよならに伴う悲しみはきちんと引き受けますが。

 

 

そもそも明日死ぬかもしれない今回の人生。嫌いな人と我慢して過ごす時間なんて1秒だって私にはないです。

 

 

目の前にいる人は常に私の大好きな人。その人にあなたが大好きですよというメッセージを発しながら愛のエネルギーを循環させて生きていきたい。2017年はますます大好きを極めて、大好きな人ばかりの世界を作ろうと思います。

 

 

 

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対話ができる関係性・チームを築くために ワークショップデザイン × ファシリテーション でサポートする人。 プロフィール

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