「好き嫌いって、言う必要なくない?」という方へ いやいや、言うから「好き!」が手に入るんですよっていう話

 

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最近自分の好き嫌いに関する記事を書いていたら、「うーん、私はもちろん人間だから好き嫌いはあるけど、わざわざ言わないかなぁ」と言う人に出会いました。

 

 

「…なんで? 言わないと手に入らないじゃん?」  ( ←私の心の声) 

 

 

私がこんな性格だからか分かりませんが、自分に近い人も好き嫌いがはっきりしている人が多いです。 「これが好き、嫌い」「自分はこうしたい、したくない」を伝えてくれる人がいるのが当たり前だったため、「わざわざ言わない」ということをあまり意識していませんでした。

 

例えば、こちらの記事で書いている、「誰かのため」という人がいたって別にいいので、わざわざ嫌とか言わなくてもいいんじゃない?ということのようです。

 

もちろん、「誰かのため」に生きる人がいたって全然問題ないです。でも私はそういう人とはあまり一緒に時間を過ごしたくないんですね。 だからわざわざ「嫌」という言葉を選んでいます。

 

「自分のために生きる人が大好きです」というだけだと、「誰かのために」生きる人がどれくらい許容できる人なのか伝わらないですよね?

 

私は「自分のために」生きる人だけに囲まれて過ごしたいくらいので、「私の世界では「誰かのために」生きて自分を置き去りにしている人は許容できません」ということで「嫌」と伝えているのです。

 

だからわざわざ伝えたく書いているんです・笑。
私の人生、どんな人と一緒に過ごしたいか、自分で決めて選びたいから。

 

宣言することで、「自分のために」を大切にしている人が、私の周りに集まってきてくれます。 そして、「誰かのために」生きている人は私の周りから去っていきます。 その結果、自分の「好き」を共有できる人と一緒に過ごすことができるわけですね。

 

以前、どこかの記事であまり人間関係に悩んでいないと書いたことがありますが、それは私が自分の「好き」をある程度伝えて過ごしているので、私の「好き」に共鳴してくれる人としか過ごしていないからだと思います。

 

いつも行っているシステムコーチングで例えると、私はセッションの数をあまり増やさず、1セッションを丁寧に、そしてものすごく準備して臨むのが好きです。 なので、ペアを組むコーチ  ( ※システムコーチングは、2人のコーチがペアになって実施することが多い ) も私のこの「好き」を理解してくれる人がいいのです。

 

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「そんなに準備せず、その場の勢いでやりたいです」っていうコーチとは組みたくないため、この好き、嫌い、もはっきり出してます。 よって私に声をかけるコーチは一緒に時間をかけて準備することをOKと思ってくれる人だけ。だから毎回ものすごく楽しく準備からセッションまで実施できています。 現在、3人のコーチとペアを組んでいますが、全員大好き♡ なコーチです。

 

私は自分を生きることの第一歩は自分の好き・嫌いを明らめること (← 明らかに見る、という仏教用語だそう ) から始まると思っています。
より大好きな人だけに囲まれて生きるために、私はこれからも自分の「好き・嫌い」をどんどん突き詰めていくつもりです。

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