「ネガティブな感情の魔法」を使え。ストレングスファインダーでポジティブが上位の私が教えるネガティブのススメ

[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/0014_original.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]今回は自分の気持ちの扱い方についての記事です。わたしは自分で言うのもなんですが、ネガティブに強い人と言いますか、自分のネガティブな気持ちを扱うのが上手い方だと思います。ネガティブな感情ってちゃんと向き合えば向き合うほど、新しい自分を発見することが出来て楽に生きられるようになりますよ[/voice]

 

私はストレングスファインダー(さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0と言う本を買うと受けることができる強み診断)、を受けると上位5つ目にポジティブがくるくらいポジティブな人です。

 

実際、自己認識では自分のことをポジティブな人間だと捉えてますが、私の周りにいる人は意外と私のことは「ポジティブな人」と捉えていないんじゃないかなぁ。なぜなら私はネガテイブな発言も気軽にする人だからです。

 

でも私は「一見ポジティブに見える人」よりもよっぽど自分の方がポジティブな人間だという自己認識で生きています( ´ ▽ ` )ノ

 

 

では私がなぜ、自分をポジティブだと言い切れるかですが、それはネガテイブの研究をしているから笑。つまり、ネガテイブな感情の扱いが上手いと思っているので、結果としてポジティブで在れる時間が長いと思っているんです。

 

 

ちなみに私にとって「一見ポジティブに見える人」とは、何かネガテイブな感情が湧き上がる出来事が起きたらそこから目を逸らす人のこと。瞬時にリフレームする人 (この出来事があったからこそ得たことは何か?とかあえてメリットを探しだそうとするやつ)とも言える。リフレームはポジティブシンキングの講座とか自己啓発の本とかでよく見るけど、私は絶対やらないです。

 

 

私は感情にいいも悪いもないと思っていてなおかつ、ポジティブもネガティブも双方が揃って全体と捉えています。なのでネガテイブな感情をを見ない、扱えないとなると不自然さを感じますね。人と付き合うにあたって「お互いにネガテイブな発言を自然に出来るか」も大切にしているので、安心してネガテイブなことを言葉にしあえる関係性が好きなんです。

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「いつも笑顔で!」とか「泣かないで元気出して!」とか言う人ってなんだか苦しい。(その人なりに思いやって言ってくれてるはずなので受け取りますが)

 

それよりも私が泣いててもそのままでいてくれる人がいいし、「元気なくてもいいよ」って言ってくれる方がどんな私も許されてる感覚があります。

 

 

だから失恋したとか離婚したとか誰かが亡くなったとかその人にとって悲しいことがあったときにすぐに「前を向いて頑張ります!」みたいなSNSへの投稿も違和感がありまくります。悲しいなら思い切り泣けばいいのに。

 

 

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私が悲しいとか寂しいとか腹がたつとかネガテイブと呼ばれる感情が湧いたら、丁寧に感じ切ることを何より大切にしています。

 

いわゆるネガテイブシンキング笑。いや、ネガティブフィーリングかな。思考はずっと考え続けることができるけど、感情はどんなに泣き叫ぼうが怒り狂おうが感じきったら終わり。怒り続けるって無理でしょ。

 

感じて感じて感じまくって昇華したらその後に「本当はどうしたかったか」または「どう関わって欲しかったか」そしてその後にこの経験は自分にとってどんな意味があったか、ということを考え始めます。感情を感じ切る前のリフレームは絶対ダメ

 

 

瞬時にリフレームって確かに癖づけるとできるんだけど、繰り返すことでネガティブな感情センサーがおかしくなって自分のことが分からなくなります。ネガテイブな感情が起きる→瞬時にポジティブな意味を探しにいくとネガテイブな感情を感じる機会を殺すことになります。

 

感情って自分を知る大切なセンサーなんで余計なプログラミングしちゃダメですよ。こういうポジティブシンキング繰り返すとある一定の時点で自分のことがよく分からなくなります。

 

ちょっとスピリチュアル的に言うと感情を感じきらないと、結局また同じ感情を体験するようなことが起きます。魂はあらゆる体験や感情を味わうために今は地球にいるので。

 

なので、私は悲しいことが起きたらわざわざ1人になって悲しみを感じ切る時間をとってます。(私の周りでも怒りの感情を昇華させるためにわざわざカラオケボックスで叫んでる人とか普通に何人もいるんだけど、これって私の周りだけですかね笑?)

 

 

ネガテイブな感情って本当、自分を知るセンサーとしてものすごく大切。

 

 

感じ切る → 本当はどうしたかったか、自分の何が大切にされなかったのかを考える

 

を繰り返すことで、自分が何を大切に思うどんな人なのかがクリアになってくるし、「私はこんな人です」と自信を持って言えるようになります。(内省が苦手な人とか自分のことがよく分からない人の中には、ネガティブな感情への向き合いが下手な人が多い気がします。)

 

丁寧に扱うことで、そんな感情を持つ自分のことも許し、受け入れる度合いが高くなるしね。

 

 

コツはネガテイブな感情はキャッチしたらなるべく早いタイミングで扱うこと。

 

TEDの中でも人気の高い、心理学者のブレネー・ブラウンによると恥 ( = 受け入れがたい、自分にとってネガティブな感情・体験) は抑制すると大きくなる性質を持っているそう。 なので然るべき人に打ち明けたりして早めに扱うことが大切なんです。

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この本も何度も読んでいます。

 

著者に「進んで弱さを認める覚悟ができたときに自分の勇気を感じる」という一文があり、私は積極的に自分のネガティブな感情を扱うようになりました。

 

「自分の中に湧き上がるどんな感情も大切にする」それが自分自身を大切にするということです。ネガティブな感情の扱い方が上手くなればなるほど、「ネガティブな自分も大丈夫」という安心感が高まり、普段は心穏やかにポジティブでいられる自分がいます。

 

あなたは自分にネガティブな感情が湧いたときどのように扱い、向き合っているでしょうか。本当のポジティブシンキングは自分の全ての感情を受け入れ、自分に対する安心感が芽生えてから始まるものだと思います。

 

 

 

おまけ
ネガテイブな感情の研究はこんな本でも。

全体性、ホールネスを扱うことの大切さが分かる本。ネガテイブを悪いことと捉えている人は読んでみるといいと思います。

 

 

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