ファシリテーター2.0 ⁈ 動画を使ったイベントデザインを視野に入れるべき時代だと思う

[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/0028_original.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]今日は、私が昨年末から関心を持って勉強している動画について。将来的に動画を使った場づくりや、リモート同士の場を繋いで話し合いをするなど、動画を使った場の設計は増えていくのではないかと思っています。 [/voice]

 

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動画2.0は「伝え方」の時代

私たちが携帯に触れる時間は年々長くなっており、最近ではどのソーシャルメディアでも動画を使った投稿や広告が増えています。隙間時間にコンテンツをグッと詰め込んで伝えることができる動画。時間当たりの効率性を求める今の社会では、動画を含めたヴィジュアル化で伝える時代と言えます。

 

2020年には次世代通信システム5G時代がくると言われており、これが動画の高速化を可能にするでしょう。なので、今動画に力を入れている人は増えていると思いますし、私自身も今後は動画を使った「伝え方」にもっと力を入れたいと考えています。

 

私の世代より上の世代(40代〜) は伝え方より技術を磨きたがる人が多い印象があるのですが、これからの時代は「どう伝えるか」の重要性が高まっていくと考えています。最近ではアプリを使って動画を編集することも簡単になってきいて、技術的なハードルはどんどん下がっていく今。

 

でもそれは、サービスを通して「何を伝えたいか」に向き合わざるを得ない時代と言えるのではないでしょうか。

 

ファシリテーション × テクノロジーの可能性

私は、場作りをする人はある程度テクノロジーにも触れる方が良いと考えています。話し合いの場が「その場限り」になるか、「その場以外」のつながりを強めるか。後者を選びたい時には、ITが助けになるからです。

 

例えば、カンファレンスなどでITツールを使って広く意見を集めるとか。

https://twitter.com/yuko_g/status/1081895495453138944

 

ある程度大きな場なら記録用のページを作ったり。(例えば、こちらは私が2017年に参加したArt of Hosting Vietnamのトレーニングの記録用サイトです。今でも思い出すためにたまに見たりしてる)

 

過去に、企業の話し合いの場でリモートで他拠点と接続して行なったこともあるし、研修などもリモートで受講できる環境を整える必要性が高まっている今、テクノロジーを駆使した話し合いの場を設計、ファシリテーション出来る人が増えていくのではないでしょうか。

 

例えば、先日ある団体のミーティングがあったのですが、場所が東京近辺じゃなかったので、参加出来なかったんですね。  この時、Zoomで参加し、Mentimater などで意見を集めて画面共有すれば一緒に参加出来たはず。 今後、離れた場所を繋いで打ち合わせをしやすくするツールも、もっと増えていくと思います。

 

ファシリテーターは動画を活かせるのか?

では、ファシリテーターは動画をどのように活かすことが出来るでしょうか。これは先日のブログで紹介したSparkというファシリテーターのグループでも話してみましたが、下記のような場面で活かせるのではないかと思っています。

 

・プロジェクトの概要を伝える動画
ミミクリデザインさんのこの動画とか分かりやすくていいなと思ってます。大きな組織だと社内に活動を広めるためにもこういう方法は役立ちそう。

 

・プロジェクトのプロセスを伝える動画
例えば、ビジョンを策定するプロジェクトが組織内であったとして、その後浸透をどうするかという話し合いに良くなるのですが、そもそも作るプロセスを追体験できるような動画があると良い)

 

・リフレクション用の動画

 

・イベントなどの紹介やそれを作り上げるところを動画で伝える
Twitterで以前、本の著者がその本を作るに至った考えや体験を語る動画を見つけましたが、こういうのをファシリテーターが出来たら良いなぁと。チャレンジしてみたい。

 

私は、今後「誰がやるか」で選ばれる時代だと思っています。なので、この編集者だからこの本を買う、この人にヘアカットをお願いしたいからこのヘアサロンにいく、というように選び方が個人にフォーカスしていく。(実際、私はお願いしたい人を探してからその場所にいく、という選び方が近年増えましたし)

 

だから、このファシリテーターだから参加する、ということが起きると思うんですよね。「誰がやるか」で選ばれる時代。動画は強い味方になりうると思うんです。

 

動画をどうやって活かせるか?

すでに10〜20代の若い世代の人たちは、テレビを見ずにYoutubeの方を見たり、気になるサービスなどはYoutubeで調べることが多いそうです。また、Googleの検索順位も動画が上位にきているのは分かりますよね。

 

私も今後、動画をどのように活かそうかいろいろ考えています。最近では、友人と動画配信にチャレンジしていますし、( Twitterで月1回くらいやってます ) 今後イベントを動画で紹介するというのもやってみる予定。

 

あとは、効率的な会議のコツというのを話す動画も作ってみたい。まだあまり開拓されていない分野だからこそ、やれることがまだまだありそうでワクワクします。皆さんも、ご自身の専門分野でどのように「伝える」かを考えてみませんか。

 

 

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対話ができる関係性・チームを築くために ワークショップデザイン × ファシリテーション でサポートする人。 プロフィール

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