わたしたちのいろ

ファシリテーター ・ システムコーチの玄道優子のブログ。自分自身と他者の関係性を探求する私が、本音ばかりを語ります。

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あなたは自分のネガティブとどれくらい向き合える? 私が自分と向き合っていない人に決してホストされたくない理由

      2017/03/01

先日Art of Hosting Nagatoro 2015の仲間と飲んでいて盛り上がった話題で、今日は自分と向き合ってない人にホスト (コーチングとか、対話の場のファシリテーションとか) されたくないよね(^^) という記事。

 

私は基本的に、”他者のために”と言い出す前に、自分に集中することが最も大切だと考えているので、自分を満たすことを疎かにする人があまり好きではありません。

参考記事

「誰かのため」ってそれ、本当? システムコーチングも研修も、NPOの活動だって、私はすべて「自分のため」



なので、周りにコーチやファシリテーターは多いのですが、自分と向き合う前に ”他人に焦点” をあてる人がものすごく苦手です。

 

こういう人って、自分を水が入ったコップに例えると分かりやすいと思うのですが、自分のコップを斜めにして他者に水を与えようとする印象がするんです。なので、自分というコップには隙間が出来る ( =埋めてもらいたいというスペースがあるまま )

 

私は自分というコップは自分で満たし、( 満たすために、「こんな風に助けてください」と他者に力を借りることはもちろんあります ) そこから溢れる水を他者に上げればいいと思っています。 だいたい自分のコップを斜めにして関わってくる人って一緒にいてエネルギー奪われるので、何か苦しいし。

 

自分を満たす、という表現ですが、これは自分を大切にして心を満たすことに加え、その人がその人自身を扱える範囲と捉えてください。

 

例えば、私が自分を掘っている範囲(=自分を知っていて、扱える範囲)を10とします。この場合、パーソナルコーチをつけるとしたら、そのコーチは少なくとも20以上は自分のことを掘っていて欲しい。

 

この場合、コーチ側が5しか自分を掘っていなかったら私のコーチはどう考えたって無理でしょ! だって、そのコーチは5の関わりで “深く自分と向き合っている” と捉えるから。

 

もし「何の制限もなかったとしたら何がやりたいですか」とコーチに問われたとき、そのコーチがそもそも制限なくやりたいことを描いたことがなければ、クライアントが答えていることが、どの程度制限なく語っているのか、コーチが感じることはできないはず。(もしくはクライアントが対して自分に深く潜らず回答していたとしても、コーチ側が「良い時間になっている…! 」と勘違いしているだけだと思います)

 

同様の理由で、自分に向き合っていないファシリテーターが開く場も無理。
特にネガティブな感情に向き合えない人は、場のホールドのスペースが格段に狭いため、そういう人がホストする場は、参加していて息苦しいですね。

 

自分のネガティブな感情に向き合えない人は、対話の場がネガティブな状態になっていくと耐えられないので、やみくもに口数が多くなったり、落としどころを作ろうとしたり、場をポジティブ転換しようとしたりと、その人がネガティブに向き合いたくないがための行動をとるので、場が本当に行きたい場所に行けず終わります。

 

だいたい、ファシリテーターとか、第三者が必要なときってポジティブな場よりもネガティブな場の方が多いから、(人と、ポジティブなこと話せませんってあまりないと思うけど…) 場作りをする人は自分のネガティブな感情に徹底的に向き合えるか、は1つ大切なポイントだと思っています。

 

ポジティブでもネガティブでも自分自身の内側の声にオープンじゃない人 (どんな感情もあっていいよ、そんな自分もOKだよ、と受け入れられない人)が、対話の場でオープンに意見を聞き合うも無理でしょ。自分の気持ちは扱えないのに、他者の気持ちは扱えるって本当、絶対ありえません。

 

更に細かいことを言うと、場の進め方や言葉の選び方は、その人の価値観や潜在意識からくるので、ファシリテーターが話す言葉って気にしていないと、その人の深い部分を映し出してしまう。

 

 

例えば、

「 XXという点に気づいていただきたくて 」とファシリテーターが発した場合、
その人は潜在的に他者には「教えないと」と思っている、または参加者が、自分で気づけると信じることができない、という可能性があります。

 

場がしーんと沈黙している状態を見て、「場が暗くなってきましたね」と発した場合、その人は沈黙をネガティブに捉えるという価値観を持っている可能性があります。

 

参加者の「こういうことがありました」という発言に対して、「大変な努力をされたんですね。すごいです!」というようなポジティブな解釈をのせた発言をする場合、場をいい感じに持っていきたいという承認欲求からくる場合があります。

 

・・・書いておいて何なんですが、ちょっとこの辺は文章で表現するのは難しいですね(笑) 場作りはホストする人の在り方がすべてとよく言われますが、それは上記のように言葉や、またその場の佇まいに本人の内面が現れるからです。

 

私は自分と向き合っていない人が作る場には決して行きたくない。それくらいの嫌悪感があるのはやはり、私が自分を大切にしている人、自分を生きている人がとにかく好きだから。

 

本当に魅力的なファシリテーターは、その人の在り方で参加者を魅了できる人だと思う。 だからこそ、私も「げんちゃんの開く場だから」と人が集まるファシリテーターになる日まで自分と向き合い続けるのです…!

 
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