あなたはやりたいことを「出来ないはずない!」と思えてる? イノベーションを可能にするのは「大きな違い」がある人との妄想を語り合える関係性だと思う

最近の私の考えごとはどうやって「自分が縁がない会社にシステムコーチングをやらせてもらうか」です。 最近はおかげさまで月に数回はシステムコーチングを行っているといういいペースになってきました。

 

ただ、今のクライアントの方は私が直接知り合い or  ペアのコーチが知り合いで得られている機会なので・・・もう少し将来的には今の自分と全然縁がない組織でやってみたいなぁと思っています。

 

システムコーチングは教育・対話・ワークショップを通じてチームの「関係性」を扱い、深い本音を開示し合える状態を目指して行う組織変革の方法の1つなのですが、「関係性を扱う」にお金を投じることは、まだ全然一般的ではありません。

 

体制強化にお金を投じるのが一般的でないという方が分かりやすいかな・・・? この研修を受けたらこの能力がつく、このコンサルティングを受けたらこの課題に対する解が得られる、と成果が明確なものに企業はお金を払う傾向が強いという意味です

 

そんなわけで、他のシステムコーチの人と「どうやって企業にシステムコーチングを届けるか (=お金をいただいて実施するという意味) 」という話をするときも「うーん、でもシステムコーチングだけでお金をもらうって大変だよね・・」という話になることも多いのが実情。

 私は、長らく会社勤めをしておらず、幸が不幸かあまりそういう企業の常識が分からないので、「まぁ、そんなことないでしょ。 皆やってみたわけじゃないし\(^o^)/ 」と頭がお花畑になっていました。

 人は「やり方がわからないこと」、つまり先の道筋が見えなければ見えないほど、不安になるもの。 なら、ぼんやりとでも道筋が見えるようになればいいのです。

うまくいってる人がいるなら聞きにいけばいいし、いないなら自分だったらどんなことができるか (それがどんなに小さなことでも )、自分が出来ないとしてもこんなことが出来たらいいと思う、など。

就職に例えてみると、

「Aという、新卒採用を受けていない会社に入りたい」という人がいたとします。

新卒を採用するという前例がない会社に「どーしても入りたい!」と思ったらどうしますか? このとき、

  1.  全くアプローチの方法が浮かばない
  2.  自分なりの方法は浮かんでいる
  3.    自分だけでは考えつかない方法が浮かんでいる

 

1の状態だとただひたすら不安だし、何の行動も出来ないですが、3の状態になっていくつも手段が浮かんでいたら「もしかしたら入れるかも!」という気持ちになっているはず。

 

 

道筋が見えないことにチャレンジしたいなら、「もしかしたら出来るかも・・・!」「これくらいやったら出来ないはずはない!」と思えるまで方法を出し尽くすこと。

 

「方法が思いつかないから苦労してるんだよ!」

 

 

という方は、人と妄想を語り合う経験が足りません・笑。

 

 

特に、アイデアは「大きな違い」がある人との妄想トークで生まれるもの。 経験、強み、見えていること、その人が簡単に出来ることに違いがあればあるほど、自分だけでは思いつかない、実現できないアイデアが生まれます。

 

 

話をシステムコーチングの話に戻してみますが、「どうやって企業にお金を払ってもらい、提供するか」と考え、今後ペアを組みたい方 (※システムコーチングは2人のコーチがペアになって行います ) と妄想トークを繰り広げてみたところ、自分1人では思いつかない案がたくさん出て、「これは・・・出来ないはずがない!」というところまで道筋を感じられました。

 

参考までにわたしたちの「違い」ですが、

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という感じ。 どうでしょうか?? 一人では決して思いつかないこと、実現できないことが生まれるペアだと自分でも思います。

 

 

ただ、アイデアは違いがある人がいるだけでは生まれません。( 職場をぐるりと見渡してみてください。 あなたと「大きく違う人」なんてざらにいるはず。)

 

その人に「思いつきなんですが・・・」「直感なのですが・・・」「 (自分は出来ないけど) こんなことが出来たらいいなぁと思うんです」ということが言えるかどうか、つまり妄想を語り合える関係性にあるかどうか」

 

職場の上司に「すみません、ちょっと思いついたんですが・・・」というようなことを気軽に言えますか。 または自分が上司だった場合、そのような会話を「直近の業務と関係ないから」と無下にしたりしていませんか。

 

言葉を交わさずにイノベーションは起きません。「これをやってみたいけど、どうしたらいいかわからない」、そんなときにあなたの可能性を広げてくれるのはやはり周りとの関係性です。

 

「やれないはずがない!」そうあなたの心が変われば、現実の社会が変わっていくのも時間の問題だからです。

 

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