ワークショップなど新しい場所に行った時に、よく自己紹介で「名前をお仕事など普段やっていることを教えて下さい」と求められたりします。
私はフリーランスなので、自分の肩書きは自分で決めて勝手に名乗ってます。
というか自分の人生なんだから、そもそも自分が何者ですという肩書きって自分で決めるもんですよね??
先日あるイベントに参加していた時に「あまり勉強していないのにその肩書きを名乗る人がいてびっくりする」という話を聞いてドキッとしました。
「・・・はい。それは私です 」
私は今、職業を「システムコーチです」とか「場作りをしてファシリテーターをやっています」と答えることが多いです。でも、すごく勉強しているかというとそうではないし( もちろん勉強はしてますが、より経験豊富な人はザラにいる )、何か資格を持っているかというと自慢ではございませんが何も持ってないです。
でも、私は「システムコーチです」と名乗っています。
それは、職業は「どう生きるか」「何にコミットしている人か」「社会のどの役割を担う人か」の宣言だと思っているからです。
現在、私は「チームの関係性を変革することで対価をいただくことにコミットして生きていく人です」と社会に宣言したいので「システムコーチ」と名乗っているわけですね。(もちろん、より良い宣言方法、と言いますかより自分のコミットメントを現す肩書きで「これ!」と思い浮かぶものがあったら変えますが。)
実は、名乗るときに多少ざわざわします。「おーい。そんなに経験豊富じゃないのにあんたシステムコーチとか名乗って大丈夫なわけ??」っていう、小さい私が心のなかで突っ込みを入れだします。
先に書いたとおり、職業は「どう生きるか」「何にコミットしている人か」「社会のどの役割を担う人か」の宣言だと思っているので、名乗っていることとやっていることが一致してない人って嫌だなぁと思っているのです。だから関係性を扱うことにコミットする = 自分も、自分と周りの関係性に真摯に向き合います と宣言することだと思うんですね。
例えば、研修講師の人が研修で教えている内容を、「その人は実はやってません」ってなったら信用されないですよね?パーソナルコーチですと言いながらその人自身がしっかり自分と向き合い、自分を信じていなかったらそんな人にコーチングをお願いしたいとは思わないし、コンサルタントですと言いながらクライアントの課題解決のために、めちゃめちゃ自分の頭を使うことにコミット出来ないなら、そんな人に力を貸してほしいとは思わない。
職業、肩書きとは要はそういうことです。
「システムコーチです」と名乗る以上、私にとっては「自分自身と周りの関係性に真摯に、誠実に向き合うことにコミットして生きています」という宣言に他ならない。( なので、最近より一層、自分を誤魔化すと「システムコーチって普段名乗ってんじゃん。なんで自分自身の関係をないがしろにしてんの」っていう小さい私の声が聞こえます… )
以下のように意見する人も、もちろんいます。
「もっと勉強しないと、自信がないから名乗れない」
→ 「〜しないと」って条件が付く人は例えもっと勉強したとしても次の「〜しないと」が湧いて出てきます。
「資格を持っていないし」
→ 誰かに認めてもらわないと名乗れないなら、いつまでたっても「誰か」の許可が人生に必要になります。
「もっと経験豊富な人がいっぱいいるのに名乗っちゃってバカにされないかな?」
→ 人にバカにされるのが怖くて辞めることは、そんなにやりたいことじゃないと思われます。(あと、どれだけ経験を積もうと上には上がいます。)
こんな感じ。
「仕事、職業は何ですか?」と聞かれた時に、あなたは何と答えていますか?
その答えに「あなた自身がどう生きている人か」が詰まっているように思います。
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