こちらの記事はインドネシアのウブドにあるグリーンスクールの訪問レポートです。こちらの記事からの続きになっているので、前半からぜひお読みください。
グリーンスクールの象徴、100人乗れる橋
次に見えてきたのは、このグリーンスクールの象徴とも言える橋。(入り口のツアー参加者の待合スペースには、スクールが建設されていく様子の動画があったのですが、まさにこの橋が0から作り上げられていく様子が写っていました。)
横から写真を撮ることができないので、全体が写っている写真がないのですが、こんな感じです。
よく見たら電源を指すスペースやボタンも竹で覆うようにデザインされてます。グリーンスクールは建築物としても評価が高く、ツアーの参加者の中にはスクール内の建築物に関心があるから参加したという方もいらっしゃいました。
ちょっとですが動画を撮ってみたので、雰囲気を味わってみてください。
橋の見学を終えてからは、敷地内の中心に向かいます。
途中にコンポストエリアがありました。奥でゴミのコンポストや、食堂の残りのご飯を牛にあげたりしてごみを出さないようにしているそうです。
グリーンスクールの中心部、Heart of School
いよいよグリーンスクールの中で最も壮大で大きな建物のHeart of shcoolと呼ばれる中心部です。こちらはまず、動画で大きさを感じてみてください。
建物は全て竹でできています。壮大で見てるだけでも楽しい。よく見てみると至るところにいろんな国の旗があったり…
・・・と思ったらフジテレビと書かれた竹を発見!何だろう…寄付のお礼とか何でしょうか。(聞けばよかった…)
建物の中には竹で遊ぶ(?)仕掛けも。これは天井から竹がたくさん吊り下げられていて、迷路のように入って遊ぶ…のかな?
分かりやすいように別の角度からも。また、写真に写っているようにこの学校の取り組みは様々なところから表彰されているようです。トロフィーの数すごい…
Heart of schoolにある銅鑼(ドラ)。これを大きく鳴らして授業の開始などの時間を告げるんだそう。
中に入ってみると壁に絵が書かれているスペースが。子どもたちが書いたのかなぁ。
こんなスペースで遊びたい!校庭とツアーの終わり
ツアーの最後は校庭など、アクティビティのスペースを見て終わり。
それぞれのスペースにいろんなアクティビティが設置されています
こちらはまた別の校庭。スペースが広いのでこうして身体を動かせるスペースもいくつかあります。
ここまででツアーは終わりになります。最後にアイスティーをいただいたのと、記念品を購入できるお店に寄って終わりました。(ツアー時間は1時間半くらいですね)
最後にスクール内のショップの商品をちらり。これはバイオソープですね。
ツアーに参加してみて…
今回のツアー参加者は10名で、日本人は私だけでした。教育、建築、サスティナビリティなどいろんな点から惹かれて参加していたみたいです。
私自身は参加してみて、この学校がコミュニティで運営していっているという点と自分たちがしていることを伝える努力を行なっている点が素晴らしいなと思いました。特にツアーの参加者にも分かりやすく、この学校が行なっていること、目指していること、そして成果についてインフォグラフィックの資料やビデオ、ソーシャルメディアでの発信をしている点が、こうして毎日ツアーを実施しても参加者が集まり、世界中から生徒が集まる所以だと思います。
こちらはこんな人がツアーに参加してくれていますという情報と、ソーシャルメディアや掲載されているメディアの情報など。私が参加したデイリーツアーの参加者は日本人は世界で5番目に参加者が多いんだそう。
スクールのホームページを見ると分かるのですが、ページ上で寄付を募ってもいます。世界中へ取り組みを発信し、いろんな人に支えてもらい、世界中から生徒が入学してくる。グリーンスクールは2020年にはニュージーランドにもオープンする予定だそうです。
この学校で育った子どもたちはどんな未来を作り出すのでしょうか。短期集中コースもたまに開講しているみたいなので、関心がある方はぜひページを、そして現地も訪れてみてください。