[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/picture_pc_09fd7b5a9dfd1648f7dbb8b5b8c03d38.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”] 今回は、久々に主催イベントのご案内です。8月7日(水)〜@都内 でファシリテーター向けの相互勉強会を企画しました。ぜひ関心がある方は下記の詳細をご覧ください。 [/voice]
もっと多くのファシリテーターに出会いたい
そもそも、このイベントなのですが、私自身、「もっと他のファシリテーターの人に出会いたいなぁ」という気持ちがあって企画しています。
ファシリテーションは勉強している人や、自分のチーム・組織で活かしている人は結構いるのでは?と思っています。私自身はファシリテーターとして仕事をしていますが、もっといろんなファシリテーターと学び合いたいなと思って、以前オンライングループを作ってみました。
思った以上に、このグループでのやりとりが良かったので、今度は対面で学び合う場を企画してみた、という訳です。 いろんな人が集まって、お互いの話し合いの場へのフィードバックをしあうとか、相談できる時間にできたらいいなと思っています。
今回は、フィードバックしあう視点としてIAF (The International Association of Facilitators) という国際団体が定めているファシリテーターとしての原則を使う予定。そもそもファシリテーターとしてどんな心構え、何をすることが必要なの?という方にもぜひ来ていただきたいイベントです。
IAFの定める、コンピテンシーとは?
ファシリテーションの国際団体として最も大きな規模の団体は、IAF (The International Association of Facilitators) です。 世界中のファシリテーターのネットワーク・実践知の共有、カンファレンスなどの学び合う場の提供、そしてプロとしての基準を満たしているかの資格試験を行なっている団体ですね。
*IAFについて知りたい方はこちらをどうぞ。(英語です)
コンピテンシーとは、IAFが定めているファシリテーターとしての原則・行動規範のようなもの。この団体の認定する資格は「このコンピテンシーが実践できる人かどうか?」が合否の基準になっています。
コンピテンシー自体はここに書いてあるので、「読んで自分で実践します!」という方は「ぜひどうぞ!」なのですが、実際は「具体的にどう活かす?」と話し合ったり、「自分の現場ではこんな風にしているけど、それはコンピテンシーに沿っているかな?」と考えた方が身につきやすい。
以前、資格を取得した時も受験者でコンピテンシーを読んで、「これはどういう意味かな?」「これは現場に繋げるとどう?」などディスカッションを行い、勉強しました。
私は、人から聞かれる質問でよく「ファシリテーターってどうやってなるのですか?」と聞かれるのですが、今では「このコンピテンシーを熟読して実践してみる」が一番いいと思っています。(私自身は、このコンピテンシーを実践している人のことをファシリテーターだと認識しています。本人がコンピテンシーを知ってる知らないに限らず。)
ファシリテーター同士で学んでみたい!
そんなわけで、今回はこのコンピテンシーを使いながら、自分の現場、ワークショップを見直したり、お互いに相談しあったりすることで学び合ってみたいと思います。
イメージとしては、自分がファシリテーターとして関わる話し合いやワークショップのケースを記入シートに書いてもらい、どなたかのものを他の人でブラッシュアップする話し合いをするという感じ。
他の人がどんなところでファシリテーションを活かしているのかが分かりますし、他の人がどんな実践をしているかを聞きあえたらいいなと思っています。自分のファシリテーションって当たり前ですけど、自分の癖があるんですよね。
設計するときは、こんな風に設計する傾向。関わる時にはどこを拾う、拾わない傾向、など。私もワークショップを設計していて、よく「いつも相談しない人に意見を聞いてみたいな」と思うことがあります。自分やいつも仕事をしている人とだけ設計しているとやっぱり、そこが自分たちの限界になっちゃいますからね。
Facilitator’s Learning Cafeのお誘い
そんなわけで、今回ファシリテーター向けのイベントを企画してみました。一緒に企画しているのはこれまで何度かワークショップを一緒に行なっている平出さんです。 彼とペアを組んで主催するときには割としっかり構成を練って実施するので、今回もすごく良い場にしようとはりきってます!
ぜひ、このイベントで今はまだ知り合っていないけれども現場で実践しているファシリテーターの方にお会いできたらいいなぁと楽しみにしています。
今回は、参加できないけれども資料が欲しいという方に、私たちが作成する「プログラム設計の資料を購入する」という選択肢や、差し入れするという応援用の金額も設定しています。参加できないけど、資料だけ見てみたい、応援したいという方もよろしければこちら のページをご覧ください。どうぞよろしくお願いいたします!