学ばなければ症候群の方へ、あなたを次に引き上げるのは「教わること」より「伝えること」かもしれない。

[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/0024_original.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]最近の私はちょっと立ち止まり期で、今後のビジネスを見直しています。成長したいと思った時に多くの人は「学ぶこと」を思い浮かべると思いますが、今の私に必要なのは学ぶことではない気がしています[/voice]

 

私の周りは個人事業主の人が多く、自分の実力を高めるためにいろんな講座で学んでいる人が多いです。もちろん、私も講座によく行っていたのですが、現在は一旦、意識的に行かないようにしています。 というのもついつい、講座に行っていると「学んでいる」という言い訳が手に入るので、学んだことをもう一歩自分のものにするための実践や、学んだことを活かすためにどうすれば良いのかという、より本質的なことから目をそらすことが出来るから。

 

また、正直に書くと自分の周りに「難しい言葉を使う」人が増えてきたなと危機感を感じるようになったからです。 最近、周りではティール組織が大流行りですが、その前に流行っていたホラクラシーは?U理論は?学習する組織は??と。。。

 

 

 

 

新しい理念や概念の表層を触っていくより、今の私が伝えられることを、今の業界の人以外に伝わるようにしていきたい。 そういうこともあって、最近ではなるべく違う業界の人と時間を過ごすようにもしています。

 

専門性を高める努力は、必要なことだとは思うのですが、同時に学んだことを伝えたい人に伝える努力をも同じくらい必要です。 特に、私は誰に自分のサービス、” 対話やチームのコミュニケーションの仕組みを作ること、変えること”  を届けたいか考えた時に、自分のチームを良くしたいと思っている人でまだ、ファシリテーションに出会っていない人に届けたいので。

 

自分のファシリテーション技術を磨くことも大切なのですが、ここ数年それはやってきたし、今年はそれを「誰に」「どう伝えるか」に注力しようとしています。

 

図にするとこんな感じ。ここ数年は1の視点が強かったんですが、今年は2の視点を強めている、という意味ですね。  ファシリテーションに関心があるという人向けには note に記事を書いてみたり、今年は初心者向けに場づくりの講座もやってみたいなと考えています。

 

学ぶということは、決して講座に行くだけが学ではないはず。ですが、ある程度学んだ段階では、伝える努力をすることこそが、自分を次のステージに引き上げてくれるはず、そう信じて今年は進みます。

 

 

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対話ができる関係性・チームを築くために ワークショップデザイン × ファシリテーション でサポートする人。 プロフィール

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