週末にシステムコーチングの集中トレーニングに行ってきました。
これは3日間朝から晩まで交代でコーチをして自分たちの関係性をコーチングするというプログラムなんですが、いろんな人のコーチングを見る良い機会になりました。
(普段、人がコーチングやっている姿を見ることはできないので)
在り方が在り方に呼応するの記事でも書いたとおり、ファシリテーターなどの場作りをする人は、必ず「自分自身」がその場に表現されます。
先日の記事で書いたのは主に「心理状態」についてですが、価値観・考え方も大きく場に作用します。どんな価値観・考え方を持っているかによって「使用する言葉が変わるから」ですね。
私は「チーム一人ひとりが自律的に動いて欲しい」という気持ちが強いので、セッションでも、意図があるとき以外は「発言してもらう時に指名しない」傾向が強いし (「指名されたから答える」に慣れると自発的な発言をしようという姿勢が育たないから)、自分自身が考えて発言するまでに時間がかかるほう なので、1つ問いかけて回答に時間がかかる場合も「待つ」傾向にあります。
時間がかかってもなるべく深い会話をして欲しいと思っている節も強いので、「話が深まりそう」と思ったら残りのステップが残っていたとしてもそこに時間をかけがちになり、
事前準備した内容が終わらないことの方も多い ( = 事前に時間が足りない時に手放すポイントを決めてる )です…正直に言いますが。
上記は私の価値観・考え方が場に反映されている例ですね。これは私のセッションの特徴でもあります。
また、「自分自身の出しているトーン・雰囲気」も知っておく必要があります。
私、セルフイメージではかなり「やさしく、あたたかい雰囲気かつ笑顔で 」セッションやってる予定なんですが、現実はかなり違ったという事実に直面いたしました。
これまに数名に「私が出している雰囲気に近い人って誰?」って聞いてみたことがあるのですが(しかも何とだいたい同じ人の名前が上がったんですが) 、どちらかというと「 知的で淡々としているイメージ」の人の名前が…!
(要は私はAさんのようなイメージでやってるつもりだったけど、皆が受けている印象はBさんのようなイメージだった、という感じ)
それからはなるべく自分が出しているトーン・雰囲気を意識して、別の印象がするコーチとペアになってセッションを行なうようにしています。( システムコーチングはペアのコーチで行なうことの方が多い )
場に伝わるのはあなたの持ってる雰囲気、価値観、考え方、心理状態、そのすべてです。
より良い場を作りたいと思った時に、やはり向き合うべきは「自分自身」しかいないというわけですね。
今回のトレーニングで自分でコーチを行ったこと、人のコーチングをたくさん見たことで自分自身の特徴が更によく分かりました。自分を知ると相手に言葉で伝えられるのでペアのコーチと更にいい場が創れるようになると思ってます。そんな訳で、次回のセッションも楽しみです…!
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