[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/0081_xlarge.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]今回はNTTデータグループで行っている組織開発実践者会議 WANTEDの第4回の開催レポートです。企業の公開イベントとして社内の人と社外の人が混ざって対話する場を開いています。[/voice]
WANTEDって何？という方はまずはこちらの記事をどうぞ。
WANTEDでは第2回からプロアクションカフェという手法で、お互いの課題や悩み、発展させたいアイデアを助け合うという場にしています。
開催の様子はこんな感じ。
毎回、開催後事務局メンバーで振り返りをしてから次回の内容に反映させること、辞めることなどを決めており、同じ内容と言えば内容なのですが、毎回少しずつ変化をしていっています。
ランドスケープはこちら。NTTデータの肱岡さんの力作です！
流れを書いて貼っておき、参加者に全体感を伝えることと、ワクワク感を伝える(何となく普段の業務とは違う場所だという印象、気持ちになる)ことが狙いです。また、進行の際の説明にも使ったりします。
左上に今回のファシリテーター、とありますが、今回はこれまでのWANTEDの参加者の方にお願いをしました。こういういろんな人が場作りに携わっていく仕組みにする、というのは連続性がある場やコミュニティに大切です。
ランドスケープを見てもらうと分かるのですが、今回はプロアクションカフェの振り返りも少し時間をとって行いました。(これも、前回開催したときの参加者の意見を取り入れたものです♪)
プロアクションカフェはテーマオーナーとサポーターに分かれて20分×3ラウンド対話をし、テーマオーナーの活動を発展させていくものなのですが、今回はこの3ラウンドが終わった後にテーマオーナーとサポーターに分かれて振り返り。
テーマオーナーは、
・3ラウンドを振り返って、「最も気づき、発見が大きかった問いかけ、関わり」をその理由と共に紙に書く。
・テーマオーナーをやってみての感想をオーナー同士で共有
サポーターは、
・「今回の学びをどのように現場に活かせそうか？」という問いかけに対してサポーター同士で話し合う
・話し合った後、気づきを1～2つ付箋に書く
という振り返りを取り入れました。
ランドスケープの下に貼ってあるのが今回のテーマオーナーのテーマ一覧。吹き出しに、テーマオーナーが振り返りの時間に書いた「気づきの大きかった問いかけ」が書かれています。余談ですがテーマオーナーのテーマ一覧は予め紙とイラストを用意しておいて、当日貼りました。この方法だと絵がかけない人でも記録(ハーベスト)に貢献することができます。
サポーターが書いた付箋がこちら。
こういう記録をとること、多少なりとも可視化して残すことがこの場の成果の1つになります。これらを参加者が見て、「あ、次はこんな風に問いかけしてみようかな」と思ったり、「今回の体験をこうやって活かそう」と具体的なアイデアが得られることで、行動しやすくなったり(気持ちが盛り上がっても、具体的な1歩が思いつかないと変化にはつながらないですよね)します。
あと、今回はチェックアウトの時に「今回の経験を踏まえて、次に行いたい一歩とは？」というテーマで付箋に書いてもらい、模造紙に貼るというのも行いました。(写真を撮って無かった…汗) 書いた付箋はとってあるので、次回のWANTEDの際に貼っておこうかと思います。
NTTデータグループの組織開発実践者会議 WANTEDでは社外の参加者の方も募集しています。(実際に参加者の3分の1は社外の方で、毎回新規の参加者の方も来てくださっています。このブログを読んで来てくださる方も！(ありがとうございます!!) )
社外の方も、テーマオーナーでの参加もOKですし、(たまに問い合わせが来るのですが)参加費は無料です。 次回は1月25日(木)になりますので、関心がある方はぜひ予定を空けておいてください！
私も、今後1度はテーマオーナーをやろうかな…＾＾
