リーダーやマネジャーがプロのファシリテーターを雇うべき5つの理由

[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/picture_pc_09fd7b5a9dfd1648f7dbb8b5b8c03d38.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]今回は、毎年この時期に参加しているファシリテーターのAdvent calendarの参加記事。こちらのカレンダーには毎日いろんなファシリテーターの方が様々な記事をUPされているので、ぜひ他の記事を合わせてご覧ください。 [/voice]

 

毎年書いているファシリテーター Advent Calendar。今年はすでに、たくさんファシリテーター関連の記事は書いたので、いつもと趣向を変えて、海外の記事の翻訳をご紹介します。 わたしはプロのファシリテーターとして稼ぐと決めていますが、日本ではまだまだ黎明期と言わざるを得ません。

 

わたしの周りでも独立してファシリテーターだけで生活をしている人は少なく、どちらかというとコンサルタントの人がクライアント関わるときに「ファシリテーション」というスキルを活用しているシーンの方を多く見かけます。

 

海外でもその傾向はあるようですが、日本よりまだもう少し、外部のファシリテーターを呼ぶことについては土壌が広がっている印象を受けています。ファシリテーションに対して対価が払われるという認識は、もっと一般的だし、今年取得したIAF Certified™ Professional Facilitatorの資格も、日本ではまだ20名程度と少数ですよね…。一応これ、プロの資格なんですが…。

 

 

なるべく、海外のファシリテーターが発信する情報に触れるようにしたいとTwitterなどを日々徘徊しているのですが、今回はその中で見つけた記事。

 

Five Reasons Leaders and Managers Should Hire an Independent Facilitator
( リーダーやマネジャーがプロのファシリテーターを雇うべき5つの理由 )

 

著者の方はミーティングのファシリテーションのプロの方のようです。話し合いのプロセスをデザインし、素晴らしい成果に導くための支援をする役割。日本でもそうですが、話し合いや会議って誰でも出来ると言えば出来るので、ファシリテーターとしてのプロのスキルは認識されづらい傾向にあります。

 

でも、あなたは素晴らしい成果がでるミーティングを経験したことがありますか? プロのファシリテーターを外部から雇うことは何がメリットなのかをみていきましょう。(以下、5つの理由の意訳です。)

 

 

 

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タイムイズマネー!効果的に時間を使うため

ぜひ、人が集まる時間の給料のコストを計算してみてください。きっとどれほど多額の金額を会議に費やしているかが判明して驚くはず。それを毎月、毎年行うのに一体どんな意味があるというのでしょう。

 

多くのリーダー、マネジャーはミーティングの専門家ではないですし、効果的な話し合いをするためのデザインや準備に時間を費やすには忙しすぎる人たちです。 ファシリテーターはよく、話し合いの始めに「なぜ、私たちはここにいるのでしょう? (この話し合いの目的は?) 」「 何を達成したいですか?」というような質問をするところから始めることが多いですが、予めファシリテーターに関わってもらうことで、それらの問いを指針として、話し合いをしっかり設計することが可能になります。

 

 

リーダーが最大限「参加」するため

会議は自分が進行する役割の場合、十分に「参加者」になることが難しくなります。プロのファシリテーターを呼んで、状況を簡単に伝え、自分が十分に参加者になるようにデザインをしてもらいましょう。

ファシリテーターがいることで、会議に最高の「自分自身」として参加をすることができます。

 

 

新たなプロセスを試すと、新たな結果が得られるから

いつも同じように話し合いをしていると、同じような結果になるのは当たり前。貴重な時間を使って夢のような成果を出すための会議のクリエイティブなデザインを考えたり、イベントを考えたりするのは辞めてください。だって、そんなやり方が分かっているならすでにあなたはそうしているはずなのですから。

 

その代わり、プロのファシリテーターを呼んで、あなたが必要とする結果を達成するための会議、話し合いのデザインなどの専門性を提供してもらいましょう。

 

 

既得権益は話し合いを間違った方向に進めがちだから

ファシリテーターは第三者として、参加者がそれぞれ自分の立場からの議題、解決策を各々推してくることに対して、目を向けてくれるでしょう。多くの人は「わたしはこうしたい」「わたしはこう」と自分の視点で参加しています。

経験豊富なファシリテーターなら、その「わたしはこうしたい」という各々の気持ちを「私たちに必要なこと」に遷移させていくと共により良い結論の迎えるよう、ガイドしてくれるはずです。

 

 

対立する人同士への介入や議論にはスキルが必要とされるから

思いもよらない素晴らしい成果を出すための効果的な会議で、参加者はお互いにとって最高の触媒(インスピレーションを与えてくれる存在)でありながら、最大の障害にもなります。 会議の目的、方向性にフィットするように参加者をガイドしていくことは、巧みな判断と介入が必要であり、それはスキルが必要とされることなのです。

 

優れたファシリテーターは、参加者がそれぞれ効果的に関わり合ってゴールに迎えるよう、話し合いのガイドラインをつくり、会議の間も指針にします。会議の最中に難しい局面でも、外部からの中立的な態度と場に働きかけるスキル、よりその場に貢献してもらえるよう介入することが、ファシリテーションのコツなのです。もし、あなた自身が会議の文化を変えたければ、自分を外部のプロファシリテーターとみなす必要があるのです。

 

 

ここまでです。かなり意訳なので英語が出来る人はちゃんと原文読んでくださいね笑。
日本でもまだ、コンサルタントを外部から探して契約するは一般的であってもファシリテーターを外部から探して契約する、はまだ一般的でない気がします。

 

ただ、わたし自身は今一般的であろうとなかろうと、そんなことは自分のやりたい気持ちにとってはどうでも良いことだと思ってるので…。引き続き「わたしの仕事」を作るべく今後も邁進していきたいと思います。今年もお読みいただきありがとうございました。

 

 

ちなみにAdvent Caldnerは毎年参加して記事を書いていますので、過去の記事を載せておきます。今、見ると2015年の記事とか、恥ずかしい…。

 

<2017年の記事>

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<2016年の記事>

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