自分の実績を作るには?大半の人は実績がないのではなく、実績の伝え方を知らない。

げんどうゆうこ
最近、以前よりもフリーランスという働き方を選択する人が増えたなと感じています。フリーランスは、自分の実績を適切に社会に伝えられることが大切だと考えているので、今回は私が意識している実績の伝え方をご紹介します。

 

私はフリーランスなので、自分のこと(スキル、経験、実績や人柄、大切にしていることなど)を社会へ発信していくことは仕事を得るうえでとても大切です。自分を知ってもらう手段を持つことが、今のつながり以上の縁を引き寄せるから。

 

 

実際、どこかの仕事の面接に行ったときなど、最近では面接する方がほぼ100%ブログを読んでくれていますし、知り合いの方に私は直接面識がない方をご紹介いただくときもブログやSNSなどを送ってご紹介いただくことも多いです。( SNSがあるのとないのは、紹介のしやすさが違いますよね。)

 

 

最近、「個人の時代」であることをますます意識し、発信方法を試行錯誤しているのですが、今回はそんな私が意識している実績の発信の仕方を紹介してみます。

 

 

 

デザイナー、イラストレーター、ライター、編集者など、組織に属していても実績が個人に紐付きやすい領域ではなく、営業、事務、カスタマーサポートなど、どちらかと言えば実績を紹介しづらい領域について考えてみました。

 

 

 

実績を数値で示すなど、業界外の人に伝わる表現を探す

まず、1つ目は自分の実績を数値化出来ないか考えてみる、ということと自分の業界用語を「他の業界の人」に伝えやすい表現を探す、です。

 


 

こういう感じ。

 

 

一言で「営業やってます」と言ってもBtoBとBtoCでも違うし、扱う商品(例えば高額のものを販売するのと、安価なものをコンスタントに販売するのは違いますよね)によっても変わります。

 

 

 

例え、販売した商品や販売先が公開出来なかったとしても「年間○件xxの商品の販売実績がある」とか。何だったら「○○業界で△の営業経験」と書いてあるだけでもただ、「営業やってます」と書いてある人よりは分かりやすい。

 

 

また、事務なら「貿易事務でXXの手続きを○年間やってました!1時間に△△が処理できます!」とか書かれていたら事務苦手な私は「お!この人のSNS読みたいな」と思います。

 

 

 

また、もし自分の専門分野が言語化しづらい分野である場合、自分なりの言葉を探すことが出来れば、それも武器になります。

 

 

ファシリテーターなんかその最たるもの。


私は最近、ファシリテーターって話し合いのツアーガイドのようなもの、と簡単に表現しています。

 

でも、これ、学んだことがあればある人ほど「いや、厳密にはもっとこうだけど…」と言葉を足したくなり、どんどん難しい表現になる。 私も一応はファシリテーションについて学んでいるのであれこれ言葉を足したくなりますが、グッと我慢。

 

だって、知らない人に「伝えたい」訳で、自分が小難しい説明して自己満に浸りたいんじゃないんだもの。

 

それに、別の業界の方によく分からない説明をされて心地よい気分にならないと思いますし、難しい説明をする人の話を聞きたいと思わないですよね。

 

私は難しい説明をする人は「この説明をする人には仕事を頼んでも相手に伝わりやすい表現を選べない人だろうな」と思ってしまいます。

 

 

自分のしている仕事を、別業界の人に分かりやすく話すことができますか。自己紹介を行うときに最も多いのは自分の仕事を説明する、ではないでしょうか。

 

 

ここを分かりやすく伝えられる人のことは、「もっと聞いてみたい」につながります。伝わっていない=自分がやったことがなかったことになっている、と言っても過言じゃない。

 

誰でもできることなのに、伝え方、表現の方法に工夫をしない人は多く見受けられます。まずは、数値で説明できることはないか、自分のしていることを「全く別業界の人」にどう説明するかを考えてみてください。

 

SNSを戦略的に使い、力を入れる順番を決める

自分の実績を明示するのにSNSの発信は欠かせない時代です。 もし、SNSの発信の重要性に気づいていない人がいましたら、ぜひこちらの記事をご一読ください。

 

「学歴よりSNSが大事」の本当の意味

 

 

SNSやブログを戦略的に使っていますか。私は今年に入ってから使い方を見直し、現在は以下のように運用しています。

 

Twitter … 自分を知ってもらうツール、マーケティングの勉強と内面の言語化、発信力の練習

◇ブログ … 自分を知ってもらうツール。専門領域のキーワードを意識した記事7割と、自分の主催の場の告知とレポート3割

note … 自分の専門性を知ってもらうツール。少しだけ専門性が高い記事と、内面の吐露が大きい文章はこちらに掲載。

Instagram … 自分が主催した場の雰囲気を伝えるためのツール

 

 

最近、力を入れているのはTwitterかな。

 


Twitter って簡単なマーケティングツールだと思って運用してみるとものすごく勉強になりますよ。

 

 

SNS、もし何もやったことがない人なら、私はまずTwitter で自分の業界のノウハウをつぶやいてみることをお勧めします。

 

 

事務職の方なら事務を効率化するアイデアとか、お気に入りの使いやすい文房具とか発信してくれたらフォローしたいし、カスタマーサポートなら、「こんなお客さんにはこんな言葉で対応を」という発信があったらフォローしたい。

 

 

現在私は、ファシリテーションやワークショップのアイデアについて発信している人は積極的にフォローしているし、SNSの使い方、発信力の強化についてつぶやいている人も探しています。

 

 

つぶやくのが実績につながるの?と思うかもしれませんが、ノウハウの言語化は自分の実力にもなりますし、私はTwitter のつぶやきの反応を見てブログやnoteに書く記事を決めることもあります。

 

 

あなたの発信に惹かれる人は将来あなたのお客様になってくれるかもしれませんし、フォロワーは会社名のファンである可能性よりも、あなたのファンである可能性の方が高いです。

 

 

まず、誰に何を発信したいかをゆるく決めてつぶやくのも良いのですが(私も多少そうしていることもありますが)、何より大切なことは自分なりに続けやすい方法を見つけること。

 

 

別に営業の仕事をしていてノウハウをつぶやけそうだからってそうしなくても構いません。食べ歩きが趣味で、そういう仕事がしたいならひたすらオススメのお店をつぶやいたっていいんです。

 

 

ポイントは発信内容が、将来なりたい自分と重なっているかどうか。私はファシリテーターとして今後もやっていきたいので、今ファシリテーションや場作りについて発信しているんですが、将来は今、勉強中の別のことがしたい、とかならその勉強中の分野について発信すべき。

 

 

今、勉強中の分野のつぶやきにファンがついてくれたら、新たな仕事に舵を切ったときに最初のお客さんになってくれる可能性や、サービスを広める手助けをしてくれる可能性だってあるわけです。

 

 

発信の方法は自分の最も得意な分野を強め、あとは派生的にその業界と相性が良いものや、まだあまり開拓されていない領域を見極めると良いでしょう。

 

 

私は「言葉の発信」が最も好きで苦労なく習慣に出来る方法なので、現在習慣にしているのはTwitter →ブログ&note の発信が多く、苦手なのは写真や動画を使ったり、音声などの声を発信することですね。ワークショップの動画はあまり力を入れている人が少ない分野なので、徐々に手を出していくつもりです。

 

 

ノウハウをシェアする

SNSの発信に近いですが、自分のノウハウをシェアする、というのは自分の実績を分かりやすく可視化してくれる方法です。

 

 

会社に所属していて公開できない仕事であっても自分なりに考えて実践したことを自分の言葉で書くことなら出来ますよね? または動画を撮って話すとか。

 

 

「○名の契約を勝ち取った売り込まないセールスの秘密」とか、「 あなたの事務作業パフォーマンスを⚪︎倍にする仕組み化の話」とか、「△人のプロジェクトを推進した、本当は教えたくないプロジェクトマネジメントの方法」とか。(誰か書いてください)

 

 

 

私なら「会議研修の講師が教える話し合いを効果的にする○つのアイテム」とか(今思いついたけど、今度書いてみます笑)

 

 

皆、日々仕事してるでしょ?はっきり言って自分に実績がないなんてありえません。自分自身が見ていないだけ。

 

 

もちろん、個人に実績が紐付きやすい分野はありますよ。でも実績を伝えづらい領域の方が発信力を意識したときに、一気に差別化出来ます。

 

 

もし、あなたが会社に所属しているなら、会社としての実績も大切なことではありますが、「個人としての実績は何なのか」にぜひ目を向けてみてください。

 

 

実績を作る仕事をする

普通に働いていたら、実績がないことはありえませんが、万が一たいして好きじゃないことを仕事にしている場合、将来はその仕事を続けたいと思っていない場合は、今していることについての発信に前向きになれないと思います。

 

 

そんなときには堂々と実績に出来る仕事をやる、または作ってみましょう。

 

 

私の場合は自主開催のイベントなどはこれに当たります。私は法人の仕事をすることが多いので、実施した仕事をすべて公開できる訳ではありません。

 

 

ですが、自主開催の仕事なら別。実績にしたいからという気持ちよりも自分がやりたいからやっている、という意味合いの方が強いのですが、それでも多少は法人の仕事よりも写真や動画を撮ることが可能になりますし、なんならどんな手順でイベントを設計しているかだって公開できます。

 

 

学んでいる分野でセミナーをやってみるとか、イベントを開催するとか、実績公開できるものを1つやってみるのも手です。

 

 

自分で開催などが難しい分野ならプロボノなどを行ないましょう。実績を作るとはどういうことか、対外的に自分の仕事を伝えるにはどうすれば良いのか、考えることそのものが学びになるからです。

 

 

自分の業界の人がどのように自分の行ったことを公開しているのか調べて、自分が初見ならこの公開の仕方で分かりやすいのかどうか、を考えてみてください。

 

 

(番外編)   意識的に実績公開可の仕事を受ける
基本的に公開できない仕事を頼む企業さんの割合は減らしていっています。または、社名などの実績公開可能な会社は割引するなど。

 

 

自分の実績を高め、自分の信用で仕事をしていきたい人からすると実績公開できないコンサルタント業務とか、正直、金額が高くても魅力がありません。

 

 

私の周りは類が友を呼ぶのか、自分の実績として公開できない仕事は避ける人が増えています。私も金額の高い実績公開できない仕事と、金額は安いけど実績がすべて公開できる仕事なら迷わず後者です。

 

 

目の前のお金を追うのではなく、金額が安いなら家にいて(笑)、丁寧に発信する時間を作ります。

 

 

短期的にはお金が厳しかったとしても長期的に見たらその方が永続的な営業ツールを手に入れることができる。そういう意味で、発注側で「お金を払えばOK」と思っている人は本当に時代遅れです。

 

 

今、若い人はに欲しいものを聴くとフォロワーが欲しいと答える人が多いと聞きました。この回答の意味が分からないという人は、これだけ個人の時代、評価経済と言われている中で感覚が古いと言わざるを得ないでしょう。

 

 

今回は「実績を社会に伝える」をテーマに私が意識して行っていることを書いてみました。  私は所属している会社が、明日無くなっても生きていけること、が最大の安定だと考えています。

 

 

会社員であれ、フリーであれ、自分の仕事を資産化する視点、適切に実績を伝える努力は誰しもが持つ必要がある時代を生きているのではないでしょうか。

 

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次回は9月27日(木) 19:00〜22:00です。
Ordinary worldの中尾聡志さんと共催


「死の対話」 〜死を見つめることは、生を見つめること〜
次回は10月10日(水) 19:00〜21:30です。
INTEGの佐々木薫さんと共催


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