多様性を活かすとはどういうこと? 経験が異なるメンバーとのイベントの作り方

[voice icon=”https://yukogendo.com/wp-content/uploads/0028_original.png” name=”げんどうゆうこ” type=”l”]今回はわたしが活動しているSocial Marketing Japanでのミーティングの話。うちの団体は異業種のメンバーが一緒に活動しているので、ミーティングで話し合いをしていても視点が少しずつ違うため、話をしていてとっても楽しいんです。[/voice]

 

 

先週末は毎月実施している全体ミーティングでした。
主に話ししたのはイベントの話し合いと運営サイトのリニューアルの進捗について。

 

うちの団体は、同じ職種の人がほぼいないというくらい、皆の経験分野が異なること。
なので、イベントを創り上げる過程の話し合いでは、それぞれの業界の視点からの質問が飛び交って楽しいです。

 

例えば、マーケティングのメンバーだと、

「何のためのイベントか?」
「ターゲットは? その人たちのニーズは?」
「どうやって参加者の結果分析する?」

という視点が強く、全体をリードしてくれてますし、

 

デザインのメンバーだと、

「イベントページの写真、こっちが良いんじゃない?」
「ここに、こんな風にバナーを置こう」

と魅せ方を考えてくれますし、

 

入ったばかりのメンバーだと
「私は普段こうやってイベントを探しています」
「その流れだと自分ならこう感じます」

という意見をくれます。

 

私は、普段企業でワークショップを行なっているので、イベントの内容に気がいくというか、そこを考えたがります^ ^

 

 

今日は、秘書をしているメンバーが参加者に、気持ちよく参加してもらうために、申し込み受領の際にお礼とこちらの気持ちを伝えるメールを配信するのが良いのではないかという意見を出してくれました。

 

こういうちょっとした関わりが積み重なって当日のクオリティを高めるんですよね。

最近、打ち合わせの様子を動画に撮ってUPしています。 Facebookページもぜひ見てくださいね(^ ^)

 

異なる分野・経験を持つ人たちが1つのことを創り上げる。その過程はいつもとても楽しく、学びがあります。その際のポイントは、「ちょっとでも気になることは発言してみること」

 

 

自分の業界では当たり前、、、と思っていることが意外と他の人から見たら当たり前ではないことも多いし、それは別の分野で活かすことは強みになることも多いです。 (例えば、秘書の人からしたら、他者と丁寧なやりとりをするということは当たり前かもしれませんが、他業界の人はそこに重きを置いて仕事をしていないかもしれません。)

 

組織開発の視点から考えると、

 

「自分が思ったことは素直に発言できる安心感がある」「お互いに違う意見を聞きあう受容感がある」という関係性が出来ていることで、成果(この場合はイベント開催)の質が高まるということになります。

 

 

多様なメンバーが1つのことを創る際にはどんどんクオリティが高くなります。(自分が出来ないところは、他のメンバーがやってくれますから…!)

 

もちろんその分時間はかかりますが、「一人だと速く一緒だと遠くへ」というアフリカのことわざ通り、遠くに行くために1つ1つを妥協したくないなと思います。来月の打ち合わせも楽しみ・・・!

 

 

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対話ができる関係性・チームを築くために ワークショップデザイン × ファシリテーション でサポートする人。 プロフィール

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