ボランティアでも部下に会社に来てもらえる? NPOのリーダーシップが注目される時代

げんどうゆうこ
今日はリーダーシップに関する記事。リーダーの方、自分のチームを良くしたいというお気持ちのある方、ぜひ読んでみてください。

 

社会起業・起業家支援のETICが運営するDriveというサイトで興味深い記事を発見しました。

 
「なぜ今、企業がNPOのリーダーシップに注目するのか?」グローバル・ビジネスリーダーとNPOリーダーの対話から(前編)
 
「なぜ今、企業がNPOのリーダーシップに注目するのか?」グローバル・ビジネスリーダーとNPOリーダーの対話から(後編)
 

ETICさんにはプロボノ団体を立ち上げる際に、お世話になったことがあり、その後もたまにイベントに参加させていただいたり、こうやって運営されているサイトの記事を読んでいたりします。

 

 

記事の中で、NPOのリーダーシップは最も難易度が高いということが書かれています。

企業でははっきり決まっているルールやゴールが、NPOでは曖昧だからです。例えば、企業には権限構造があるので、上下関係が非常にはっきりしています。また、売上や利益など、評価尺度も明確です。

 

NPOのリーダーは、権限ではなく、ビジョンで人を巻き込まなければならないでしょう。リーダー自身に人間的魅力があることが必要ですし、情熱をもって真摯に仕事に取り組まなければ、同じ志をもった仲間は絶対についてこないと思います。

 

先日、組織開発の研修会社の経営者の方とお話させていただく機会があったのですが、その際にも同様のことを話していましたね。

 

 

その方は、リーダーポジションにある社員に対して

 

※注:イメージです
「自分をボランティア団体のリーダーだと思え。社員にお金を払ってるということは忘れろ」

 

 

 

と伝えるそうです。部下に絶対に言ってはいけない言葉は「お金を払っているんだから給料分きっちり働け」だそう。

 

 

 

お金は、強制力を効かせる手段としては最も楽なんですよ。毎月いくらで働きますって契約しているから出社しているわけだし。ただ、「お金を払ってるんだから働け」と言わざるをえない人 = お金という強制力を使わないと人を動かせない人です。そして

 

 

社員にお金を払っていなくても、明日部下に出社してもらうには、
そしてモチベーション高く働いてもらうにはどうすればいいか考えて行動すること

 

 

を徹底的に実践させているとのこと。金銭対価という強制力が効かないなら、働く仲間にどんな言葉をかければいい?どんな行動をとればいい?これって金銭対価を払えないケースが多いNPOの代表、リーダー誰もが考えていることと同じですよね。

 

 

NPOのリーダーはたいてい “「お金ではない報酬」をどうやって払うか” を死ぬほど考えている(はず)です。 どうやって感謝の気持ちを伝えるか、フィードバックするか、相手が何を求めているか、どんな経験が必要なのか。

 

 

お金という強制力で人を動かし、短絡的に効率を求めていた時代を緩め、「言われたから、お金がもらえるから、働く」ではなく、「(お金がもらえなかったと仮定してみてもそれでも) やりたいから、働く」へ。 NPOのリーダーシップがそんな流れを創りだす一助となるのかもしれません。

 

 ===============================
開催イベントご案内


月に1度の「非構成の場」 寝待月の円坐
次回は12月17日(月) 19:00〜22:00です。
Ordinary worldの中尾聡志さんと共催

コレクティブ・ストーリー・ハーベスティング練習会
12月19日(水) 19:00〜21:00
*平出哲也さんと共催

「死の対話」 〜死を見つめることは、生を見つめること〜
次回は1月9日(水) 19:00〜21:30です。
INTEGの佐々木薫さんと共催


はじめての方もぜひ、お気軽にご参加ください。
================================