対話についてのオススメの本はこれ! 「ダイアローグ」を繰り返し読めばOKです

対話に関心がある人にオススメの本

げんどうゆうこ
今回は、対話についてのオススメの本をご紹介します。対話は本で学ぶというよりも実践する中で「これが対話かな」と実感していくものだと思っているのですが、その中でもこれはと思ったものを記載してみます。

 

 

 

 ダイアローグ

まず、対話に関する仕事をしている人でこの本を読んでいなければモグリと言っていいのでは?というくらいの本。 正直、対話に関する本はこれがNo1だと思います。どれか1冊なら圧倒的にこの本。

 

ただ、この本は、対話を実践している人が読むと「すごい!言語化しづらい対話について言葉を尽くしている本だ!」と思うのですが、これから対話を実践したい、という方が読むと絵に描いた餅状態かもしれません。 ( 私も、今ではこの本すごく良いな!と思っているのですが、初めて読んだ時には「うーん、わかるような分からないような…」という印象でした。)

 

2章に対話とは何かという章があり、この章だけでも繰り返し読むと良いでしょう。もちろん、読むだけではなく誰かと対話する時間も大切にしてくださいね。

 
https://twitter.com/yuko_g/status/1137730306486595584

 

 現実はいつも対話から生まれる

次に紹介するのは「対話ってなんで必要なの?」と思う人にオススメしたい本。現実はいつも対話から生まれるという本です。

 

この本は社会構成主義について簡単に書かれた本なのですが、読めば言葉が現実を作っているということが少し自分に近く感覚になると思います。  私自身は、言葉を言い切っている人が現実をリードしている存在だと考えているため、「どんな言葉を使うか」が未来を作ると思います。

 

私が対話する場をたくさん作りたいのも、私たちが「本当はこうしたい」と思っていることを言葉にするところから現実が始まると考えているからなんです。 なので、「対話ってよく分からない、なんで必要なのかも分からない」という方は最初の1冊目としてこちらの本がおすすめ。  今回紹介した本の中ではもっとも読みやすい本ですね。

 

正解なんて分からない社会の中で、「こうしましょう」「こうです」と発する人の言葉で流れはできていくと思う。だから、本当に願ってることはどんどん発すべきと言うのが私の意見です。


 

https://twitter.com/yuko_g/status/1094960268893802497

 

 

 

 自分を立て直す対話

次は「自分を立てなおす対話」という本。この本は、対話そのものについて書かれた本というよりも、対話することで自分自身の内面がどう遷移していくかについて書かれています。対話することの価値の一つに「物事の捉え方が対話の前後で変わること」があると思うのですが、それがどのような様子なのかが本を読むことでちらっと伝わるのではないかと思います。

 

内容が、組織に関わるファシリテーターの話で、そこでおきている課題を対話でどう「解きほぐすか」という観点で書かれているため、組織に関わるファシリテーターの方向けの本ですね。6章に書かれている智慧の車座という方法は、それほどトレーニングをしていない人でもコーチングのように自分のことを語る対話ができるよう、設計されている方法です。

 

全く同じではないのですが、近いプロセスのものを実際に企業で実施することもあります。

 

NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法

NVCも対話に関心がある人にはオススメの本です。この本、何回も読んでいて日々のコミュニケーションに取り入れているため、過去にもいくつか記事を書いています。

具体的にこういう手順でコミュニケーションをとってみようということが書かれているため、実践しやすいですし、自分の気持ちを大切にするとはどういうことなのかが分かる本ですね。特に、男女のコミュニケーションに非常に力を発揮する方法だと思うので、対話が何たるかには関心がないけれど、より良いコミュニケーションの手法が知りたいという方はこの本を読むといいでしょう。

気持ちを伝えることはなぜ大切? 私がNVCを日々の実践に取り入れる理由



 

新版を入れると6〜7回は読んでるかなぁ。今度、自分主催で読書会もやってみたいです。

 <番外編>  声めぐり

最後に番外編として私が個人的に大好きな本をご紹介。ろう者の写真家の方が書かれている本なのですが、人と触れ合うということがひりひり、じわじわ伝わってくる本です。読んでいて「対話をするとは本来こういうことなのではないか」と思わされました。

 

対話をすることの体感を言葉から味わいたい人にオススメの1冊。眼差しや、身体のぶつかりあいや、声にならない声の対話というものを感じることが出来ますし、言葉を大切にする人が読んでも心のひだに触れるような繊細な言葉が並ぶ本。

 

人と関わる、誰かとともに生きるということにそっと触れられるような本です。ここで書かれているような感触を大切に生きたくて、対話をしていると言えるかも。

 

https://twitter.com/yuko_g/status/1090932467471544320

 
対話については、もちろん仕事にしているということもあり、実践を重ねた上で、ぜひいろんな本を読んでいきたいと思っています。「この本はどう?」という本がありましたらぜひ、教えてください!
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