英語で会議やファシリテーションを行いたい方必見! 海外勤務の予定がある方にもオススメの講座のご紹介

げんどうゆうこ
今日は、英語で会議をする機会のある方、英語でファシリテーションを学んでみたい方、海外勤務の予定がある方向けにオススメの講座をご紹介します。私も先日参加してきたので、参加レポートとしてもよければご覧になってみてください。

 

先日、 SPOTlight on Facilitation という英語で会議やファシリテーションを学ぶ講座に参加してきました。この講座は英語で会議やファシリテーションを行う機会がある人、または海外勤務の予定がある方向けの講座です。

 

元は、FNS (Facilitators Network Singapore) という海外の組織が提供するプログラムなのですが、日本では、株式会社ナレッジサインが主催しているため、そちらに参加させていただきました。この記事では参加した感想などをレポートさせてもらいます。

 

英語で会議やファシリテーションを行うには

英語で仕事をする機会がある方は分かると思うのですが、英語で仕事をするときにはより「視覚化」や「ファシリテーション、つまりプロセスに気を配ること」が日本語だけの場合よりも大切です。

 

英語は、第二言語として学んでいる人が多いため、同じことを意味しているのにいろんな人がいろんな単語を使ったり、それぞれ文化が違う人が話をするため、何を話しているのか分からなくなりがち。

 

人がお互いに分かり合うには念じるだけではダメで、技術が必要です。この講座は、そんな英語でより良い話し合いの場を作りたい方にとって、大きなヒントになるはずです。


 

どんなことを行う講座?

講座は「ファシリテーションとは?」というところから始める、いわゆるファシリテーションとしては初心者向けの内容です。学んだことがある人にとっては内容としては知っているものも多いはず。

 

2日間の講座で、1日目は「ファシリテーションとは?」から始まって、話し合いを発散せる手法、収束させる方法をいくつか学び、2日目は実際に自分たちでそれらをやってみるという実践的なものです。

 

手法自体は聞いたことがある、知っているものであったとしても自分が行なって、フィードバックをもらう機会があるので、素晴らしい実践と学びの機会となるはずです。

 



講座が始まる最初に行なったエントリーチェック。この場にどんな人がいるのかを簡易的に知るために行います。海外ではTally chartといって縦線を4本書き、5本目はその4本の線の上に斜めの線を書いて数を数えるんだそう。(日本で言うところの “正” の字 )

 

実際にこれは模造紙の前に行って参加者側が線を書き入れていきます。こういう、講座が始まって早い段階で参加者が自ら動くようなアクティビティを入れておくのは、主体性が上がりやすくなっていいですね。

 

 

 

こちらは現状と有りたい姿の差異を話し合うGap analysis。知っているけれど、実際にグローバルな現場で取り入れて実践しているよという方はそう多くないはず。 参加者としてどっぷり体験することも効果的なファシリテーションが出来るようになるには大切です。

 

 

1日目はそれぞれの手法も主催者がデモ・ファシリテーションしてくれるため、1日目は参加者として体験し、2日目は自分がファシリテーションをしてみるという流れで進みました。

 

どんな人が参加している?誰におすすめなの?

参加している方は、外資系企業の方、IT企業の方、コンサルティング会社の方、また、海外勤務の予定がある方、日本に住んでいる外国籍の方が多いみたいです。

 

個人的におすすめなのは
  • 外国籍の人と一緒に働く機会が多い方
  • 海外勤務の予定がある管理職の方
  • ファシリテーションを学んだことがあるが、英語で学びなおして見たい方(今回の私)
 

かなと思いました。個人的に、元々ファシリテーションにきっかけを持った体験の1つが、IT業界で多国籍の人と一緒に仕事をする経験が多かったからなので、視覚化して伝えることの重要性を改めて学び直すことができたと感じています。

 

この講座は「海外の目新しいFantasticな方法」というよりも、基礎的なファシリテーションをどう効果的に行うか、という細部を砕いて伝えようとしている講座に感じました。

 

2日目に自分たちでデモを行なった後、参加者や講師の方からフィードバックをもらえるのですが、例えば、「この言葉を最初に言うどどんな印象がする?」「模造紙への書き方をこうしたら参加者はどんな影響を受ける?」というような、比較的細かいレベルのコメントをもらえます。

 

こういう1つ1つは、本当に些細なことなのですが、それの積み重ねが参加者の無意識に大きく影響を与える場になるので、「プロのファシリテーターは細部にこだわるべき!」と思っている私としては、とても満足できた時間でした。

 

受講してみての感想

個人的には、参加者にファシリテーターが多くないところが良かったです。他の講座でファシリテーション系の講座を受講すると、物によってはファシリテーターばかりのこともあって質問などが似通う場合があります。

 

もちろん、それが良いケースもあるのですが、今回はいろんなメンバーが参加していることがよりリアリティを持って学ぶことにつながり良かったです。

 

学んでいる分野なので英語がそこまで出来なくても、内容は分かりますし、何よりファシリテーションを行う上での英語に多少慣れることが出来ます。(また、主催のお二人は日本語も話せますので分からないところは日本語で確認しながら進むことも出来ますし)

 

また、ある程度金額のかかる講座って参加者が意思を持って学ぶ方が多くなるため、今回も参加者同士の話し合いで気づくことも多かったです。

 



こちらは2×2マトリクスで出た意見を分類する方法。こういう方法を使うときには、マトリクスの軸が非常に大切だと思うのですが、予算や効果性という使われやすい軸だけだと「過去の実績を元にした」判断になるため、「直感」とか「自分のモチベーション」を軸として提案するのが面白いんじゃないか、と話したことが面白かったです。

 

今後、自分も英語でファシリテーションを学んでみたいという方へ

 

こちらのSPOTlight on Facilitationの講座は、先に書いた通り株式会社ナレッジサインが主催しているので、こちらのページの右下のイベント欄をぜひチェックしてみてください。現在はこちらのCEOである吉岡さんと、Nuwork合同会社のStefanさんが共同で開かれています。 ( 次回は2019年2月22-23日みたい。)

 

私は、ファシリテーター以外の仕事は英語で行うこともあるのですが、ファシリテーションの仕事だけはまだ英語でやったことがありません…涙。 というのも対話のファシリテーションは、感情や発言の裏の意図を扱うので、「コミュニケーション取れます(о´∀`о)/」程度ではどうにもならない印象が強いからです。

 

少しずつファシリテーションを英語で学ぶ、という時間も増やし、いつかはグローバルな場でファシリテーションが出来るようになりたい。

 

 

また、この講座を受講しようかなと思ったきっかけの1つが、2ヶ月に1度程度Alumnuiを開催している、というところ。英語で定期的に学び合う場に参加できるということは「1回英語で学んだけど、それで終わり」を避けられるので、良いなと思いました。

 

私はまだ講座を受講したばかりなので、Alumnuiの場は未経験ですが、今後そちらも行ってみて、どんな雰囲気かをまたお伝えしたいと思います。

 

 

< おまけ > ファシリテーター’s Tips



海外のファシリテーターがよく使うSticky wall。布にこのスプレーのりをつけて使用します。(こちらに売っているけど、高いのである程度厚みのある布を買っても良いのかも…?)  でもこれがあると付箋じゃなくカラフルな紙が使えるので個人的には好きなアイテム。

 



こういうのも参加のしやすさを呼び起こす工夫。部屋が入り口から少し歩いて入るところだったのですが、歓迎している気持ちが伝わる工夫ですよね。

 

 



以前、別の記事でも書きましたけど学びや対話の質を落とさないためにはお菓子も大切。手前のカップケーキは主催の1人、吉岡さんの奥さんがご準備くださったもの。美味しかったです♡

 

 

 

今回ご一緒させていただいた皆さんと。風邪によるドタキャンなどで今までで一番少なかったそうですが、濃く学べて私はとっても楽しかったです。ご一緒してくださった皆さん、どうもありがとうございました!

 

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開催イベントご案内


月に1度の「非構成の場」 寝待月の円坐
次回は12月17日(月) 19:00〜22:00です。
Ordinary worldの中尾聡志さんと共催

コレクティブ・ストーリー・ハーベスティング練習会
12月19日(水) 19:00〜21:00
*平出哲也さんと共催

「死の対話」 〜死を見つめることは、生を見つめること〜
次回は1月9日(水) 19:00〜21:30です。
INTEGの佐々木薫さんと共催


はじめての方もぜひ、お気軽にご参加ください。
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