わたしたちのいろ

対話の場のプロセスデザイナー・ファシリテーター玄道優子のブログ。自分自身と他者の関係性を探求する私が、本音ばかりを語ります。

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人生には、二つの道しかない。1つはすべてが奇跡であるかのように生きることだ。being SOLO体験レポート

   

4月7〜9日に死の対話をご一緒させていただいているINTEGの佐々木薫さんが主催しているBeing SOLOに参加してきました。

 

宮古島の聖地で2泊3日、1人で過ごすという、、、究極の内省とも言える時間。数年前から実施しているのは知っていたのですが、なんだかんだ毎年日程が発表された時には予定が入っていて、参加出来なかったので念願叶っての参加!でした。

 

宮古島の聖地(御嶽:うたき)で開催です。聖地のエネルギーをずっと感じていられるというのも魅力の1つ。

 

 

私の身近な人は、私が定期的に海辺で内省していることをご存知かもしれませんが、(私は内向的で1人で過ごすことでエネルギーがチャージされるタイプ)その拡大版とも言える今回。

 

 

 

相当気合入れて「がっつり内省してやるぜ、ひゃっほーい!」ってなモードで鼻息荒く参加してきました笑。

 

 

 

Being SOLOとは、海辺で1人で過ごす、がルールなので、本は禁止、PCや携帯などの電子機器禁止、参加者同士の会話禁止(近くにいるのは分かるのですが、ある程度距離を置き、目を合わせず過ごす)、食料は水4リットルとおにぎり4つという半断食。 泊まるのはテントを自分で建て、トイレもその辺でどうぞスタイル。

 

少し分かりづらいけど、こんな感じ。人が砂場に横たわっているの分かりますか?他の参加者はいるにはいるのですが、ある程度離れていて、視界には入るけど一言も話さず過ごします。

 

こんな感じで海を眺める人がいたり。

 

 

浜辺でお祈りする私。(参加者はSOLO中は写真を撮らないので、薫さんがこっそり撮ったものしかありません。素晴らしい場所だったので、終わった後にちょっと撮りましたけどね。)

 

こんな感じで浜辺の奥に各自テントを張ります。今回、実は私以外の参加者はリピーターで初参加は私だけだったため、テント張れなかったらどうしようとものすごく心配でした。(自宅で妹を手伝わせて練習していきました。本番は1人で張るから手伝わせちゃいけないんだけど・笑)

 

 

様々なものをそぎ落として過ごすことにより、普段の生活では眠っている感覚が動き出すというか、、、五感が冴えて自分を感じる感覚が上がってきます。

 

 

 

最初はノートとペンを持ち込んで今後の人生の方向性を定める自己対話でもしますか!の勢いだったのですが、それだといつものスタイルと変わらないのと、せっかく聖地に来たのだから、今回は何もせずただその場を感じて過ごす、に徹しました。

 

 

波の音をただひたすら聞いたり。

 

2泊3日をほぼ1人で過ごします。

 

雲の動きをゆっくり目で追ったり。

 

ヤドカリが動くのを眺めたり。

 

 

蝶々を追ったり。

 

オタマジャクシの大軍を発見したり。

 

深呼吸したり。

 

 

最初は、ノートを書いて自己対話しまくろう!って勢いだったのですが、それだといつも通りなので、、今回はそれも辞めてひたすらぼーっと過ごしてみました。 脳を休めた、というんでしょうか。何も考えない時間をひたすら過ごしてみた、という感じです。

 

 

 

 

そんなことをしているうちに、忘れていた昔の出来事がふと思い浮かんで、「あ、あの時悲しかったのに悲しみきれてなかった。今、泣いておこう」と思い立って1人で泣いてみたり。

 

 

 

 

目の前の自然の美しさに感動して涙したり。



 

 

 

抑えていた怒りが湧き上がったり。(何であの時、もっとキレなかったんだろう!みたいな)

 

 

 

 

誰かのことを突然「会いたいなぁ」と想ってみたり。

 

 

 

 

何も考えなかったことで未消化だった出来事が心の中からふわりと浮いてきて、味わい直して昇華していく、というような。そんな時間を過ごしました。

 

 

 

以前「一人旅って何が楽しいの? 一人旅こそ最高に「一人ではない」人生を感じられると思います」という記事を書いたのですが、孤独こそ、「私の人生、1人ではない」を最高に感じられる時間、と思っています。

 

 

今回は特に、寝るのがテントなのに1日目の夜は風が尋常じゃなく吹いてて「テントが飛ばされたらどうしよう…(自分のテント張る力に、絶対的に信頼ないし)」とか2日目は寒くて「寒い…寝れない…寒くて死んだらどうしよう(←別に絶対死なない程度の寒さなのに)」とか孤独が襲ってくる瞬間がある訳です。

 

 

 

そんな時、自分が孤独でない証拠を集めるかのように周りにある物を1つ1つ見ます。

 

 

「このテントは大好きな友人に借りたものだし、このランタンは母親が倉庫からガサゴソ私のために探し出してくれたもの。隣に転がってるバックパッカーは10年以上も一緒に旅をしている相棒だし、斜めがけバッグを貸してくれたのは妹だし(まぁ、イヤイヤだったけど)、あ、このノートも妹と旅行に行ったときに買ったものだ。食料や水は薫さんが準備してくれたものだし、そもそも近くにいる参加者だって今、もしかしたら同じような思いをしているかもしれない」

 

 

 

そんな感じで周りにあるものを眺めながら、その物と誰かのつながりに想いを馳せてみています。

 

 

 

そうすると、「うん、なんだか私はかなり愛されてここまでの人生を過ごせたぞ。うんうん、いい人生だった(なぜかもう死ぬモード)」とか考えているうちに、こう、、、スヤーッと。(寝てるw)

 

 

 

 

…とまぁ私がどれ程心配性かお分りいただけたかと思いますが(しかも今回、「ここは津波が来たら逃げられません」と言うのを聞いて「あ〜、この前ブログに書いた死のノート、書いてから来たらよかった」とすら思いましたからね!)、そんな訳で、孤独な時間を通して簡単に、本当はいつも幸せであることに気づくモードに戻れるわけです。

 

 

 

アインシュタインの格言で、

人生には、二つの道しかない。一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。

もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。

 

というのがありますが、定期的に日常を離れてみることで、きちんと後者を思い出すことができる、そう考えています。 Being SOLOは特に「日常って全て奇跡だなぁ」を強く強く体感できました。

 

 

今回はそんな訳であまり思考を働かせずボーっとしたので、脳を休めたことで生まれてくる次の思考、言語はこれからかな。

 

 

ただ、少し過去に泣けてなかったこと、受け取れてなかったことを感じ直してみたことで、何となく、、、自分のエネルギーが男性性優位から女性性優位に切り替わった気がします。

 

 

 

これからの日常がまた楽しみです。

 

 

 


最終日に皆で食べた朝食。SOLO中は半断食なので、一層美味しく感じられました〜!

 

 

 

それ以外にも薫さんがいくつか写真や動画を撮ってくださっているので、関心がある方はこちらからご覧ください↓↓

2018年4月7日〜9日のBeing SOLO@宮古島の写真と動画です。オススメBGM https://www.youtube.com/watch?v=hFZPqpzy36w

Sasaki Kaoruさんの投稿 2018年4月10日(火)


 

 

*ご案内*

今回主催されていて、私もいつもお世話になっている薫さんが5月12〜13日にファシリテーションの真髄を学ぼう♪ 〜ドラムサークル合宿〜を開催されるそうです。 薫さんは日本にドラムサークルを持ち込み、これまで1000回以上も開催経験のある第一人者。

 

ドラムサークルと聞くと音楽に関心が低い方にはピンときづらいかもしれませんが、即興的に音を皆で奏でる経験からファシリテーターとしてのヒントがたくさん得られるはず。(ちなみに私もドラムサークルはやったことがあります!)  また、そもそも薫さんの在り方から学ぶことも多いと思います。 ぜひ、場づくりをされている方は参加をご検討ください。

 

 

 

*このブログで使用している写真のほとんどは、主催者である薫さんが撮ったものです。コピーライトが薫さんにありますので、ダウンロード、転載等はご遠慮ください。

 

 
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開催イベントご案内

死について言葉にする場を始めました。
4月25日(水) 19:00〜21:30
次回は「死の対話」 〜死を見つめることは、生を見つめること〜です。
INTEGの佐々木薫さんと共催

月に1度の「非構成の場」
4月26日(木) 19:00〜22:00
寝待月の円坐
Ordinary worldの中尾聡志さんと共催

5月18日(金) 19:00〜22:00
ヒロインズ・ジャーニー 〜女性目線から私たちの「働く」を話してみる〜

はじめての方もぜひ、お気軽にご参加ください。
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