わたしたちのいろ

ファシリテーター ・ システムコーチの玄道優子のブログ。自分自身と他者の関係性を探求する私が、本音ばかりを語ります。

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自分を生きることは、楽しい。女性として生きることは、きっと、もっと楽しい。 Coming into your ownプログラムの参加レポート。

      2016/10/12

先日、日本で開催されたComing into your own ( 以下CIYO )という女性のインナーリーダーシップを探求するリトリートに参加してきました。
このリトリートは世界各国で開催されているもので、参加者は女性のみのプログラムです。

( 参考 : Coming Into Your Own )

 

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以前から何度か行っている、ウィメンズ・サークルの元となっているプログラム。 ウィメンズ・サークルを一緒に行っているゆりさんは、このCIYOプログラムのファカルティで、今回ゆりさんはホストとして、私が参加者として参加しました。

 

 

まだ、あまり日本で開催されていない&英語で実施とハードルが高いので ( ※私はゆりさんにサポートしてもらってそんなに話せないのに無理やり参加・笑 ) 今後のために参加レポートを書いておきます。

※完全な私の個人の見解であり、The Ashland Instituteの公式見解ではないことをご了承下さい。

 

そもそも、何のためのプログラム?

このリトリートは、参加者の自分自身の「女性として」の生き方を思い切り見つめなおす時間になります。 Coming into your ownとは直訳すると「自立すること」という意味ですが、自分で自分を生きる力を育むプログラムになっています。(「生きる力」と書いて自立出来ていない女性が参加するイメージをもたれたら嫌なのですが…よりAuthenticに、自分の人生の舵をとりたい人が参加しています。)

 

参加者それぞれが、自分が抱えている課題や現時点のテーマを3日間の様々なワークを通じて、探求するというもので、とにかく自分の中から「生み出す」ことに主眼を置いた作りになっているため、内省させまくる時間になっております。(内省大好きな私としては超楽しい…ヽ(´∀`)/)

 

ホストから出される問いに対してひたすら内省してノートに自分のことを書く→シェアはしてもしなくてもOKというのが基本スタンス。もちろん対話する時間もあるにはあるのですが、対話を深めて、気付きを得るような設計にはあまりなっていないのです。

 

話し手が話すときに、聞き手は質問をせず、「こういう風に見えました」「あなたからこういうことを受け取りました」と返すのみ (質問NG) 。 参加者の「きく」という力を使い、話し手の内側から本人の力で解を生んでいく、「聞く」ことをとても大切にしているプログラムなのです。

 

私は繰り返しますが、内省好きなのと、私の普段の場作りもなるべく「聞く」ことを大切にしているので、自分の趣向にとてもハマったプログラムでした。

 

どんな内容なの??

Art of hosting 形式で ( って分からないですよね… ) 毎回このプログラムをやる、というものではなく回によって異なっているようです。今回はファカルティの方がシステムコーチングを学んだことがある方だったので、システムコーチングのワークもありました。

 

ただ、CIYO独自のワークがいくつかあり、この独自のワークのいくつかが必ず入っています。いくつかご紹介すると…

 

Life story process

いわゆる自分のストーリーテリングです。雑誌やシールやクレヨン、ペンを使ってテーマは転機となったできごとをコラージュのような感じで作成し、それぞれの話を聞く、というもの。ちなみに繰り返しますが、CIYOでは聞くときに余計な質問をしたり、アドバイスをしない、というのが原則。相手のための話ではなく自分がしたい話をして、ただ聞いてもらう。

(「聞く」ということはものすごい力を持っています。聞き上手な人に話を聞いてもらって「思いもよらない自分のことを話してしまった」「しかもそこから自分で気づきがあった」という経験ってありませんか?)

 

Ages & Stages

生物学的に女性の年代別の特徴や心理状態を教わり、対話をするワーク。参加者に様々な年代の女性がいるため、参加者の中ではまだ若い方だった私はどのように自分が生きていくのかを感じることが出来て、未来への安心感が高ました。あと、単純に40代、50代で輝いている人と関わるという経験を自分にさせてあげられたのがよかったです。

 

たまに年をとるのが嫌という女性がいますが、そういう人ってただ年齢を重ねて輝くというイメージが持てない人なんだと思います。(私は「40代になるまでにはこの人みたいになるぞ…!どきどき」という人がたくさんいます。)

 

Leadership Archetypes

女性がもつ4つの資質についてホストから説明を受け、それぞれのエネルギーを感じるワーク。体感することで、普段行動するときのフレームワークを得るためのワークになります。

例えば、1つだけご紹介すると私が強い資質はWarriorという資質で、自分の領域をきちんと定め、大切なことを守るために「Yes/No」と言う力で、これは「怒り」という感情とともに発動する資質。( 普段、私は「嫌!」という不快、または怒り感情を大切にしていて、この感情が表れると「自分の大切にしたいことは何か?」「自分の領域はどこか?」を丁寧に探り、Yes、Noを相手に伝えるようにしています。)

このようにフレームワーク、つまり物の見方が増えることで、普段の生活の中で表れる感情に意識的に働きかけることができるようになっていきます。

 

※ Ages & StagesとLeadership Archetypesを翻訳&アレンジして行っているのがウィメンズ・サークルです。

 

The Symbols Way

4つの資質・視点から、今テーマにしていることをペアでコーチングしながら深めていくセッション。個人的には気付きが多くてとてもよかったです。コーチングしながら、と書きましたがペアの人は規定の質問をするだけ。後は自分で内省です(*^^*)

 

上記の4つ以外にもあるのですが、代表的でよく選ばれるワークのようなので、ここでご紹介しました。

 

何で女性だけなの?

これはおそらくですが、共有できる文脈の多さから場の安心安全度が、異性がいる場合と大きく変わるからです。「女性だから」何となく伝わる、分かることがあり、共感力が高い女性だからこそ、その「何となく」が場をすぐに深いところに連れて行ってくれる。

 

私たちは「無意識」であっても異性の目を気にしているもので、女性ならではの悩みや身体のことなどを男性がいる場ですぐ言えるかと言えばそうではないと思います。

 

また、人は自分のことを「話す」ことで自分から「放す」(消化出来ていなかった感情を手放すイメージ) ことが出来、自分の中から次の息吹が生まれてくるので、「より自分自身のことを話しやすい環境」が必要なのだと思います。ちなみに話しやすさ、で言うとこのプログラムは人数も参加者が7〜8人、ホストを含めても10名前後と少人数で開催されています。

 

※このプログラムは、自分のことを話したり、共感したりで感情が溢れて泣く人が続出するため、至るところにティッシュが置かれています。(ちなみに私も2泊3日の間に結構泣きました… )

 

参加してみてどうたったか?

今回あまり英語が分からなかったので、恐らく参加しているのに 半分くらいしか理解していない(;_;) っていうすごい状態だったのですが、プログラム自体が内省大好きの私向き ( 英語がそんなに話せなくても、自分と対話してノートに書く時間が結構あるので、参加は出来ました… ) だったことと、明確に手放したいこと、探求したいポイントを持って参加したため、終わった後は明確に自分の内面の変化を感じることができました。

 

一部だけ紹介すると

・自分が女性だという意識が強くなった (他の人からすると「は?」って話だと思うんですが…本当、そんな感じとしか言えない…)
・女性的なものへの抵抗が薄れた。スカート穿くとかピンクのものを身につけるとか、ちゃんと化粧するとか。
・SNSに顔写真を載せることへの抵抗が薄れた。

というように…要はもっと「女性としての自分を受容」できるようになりました。

 

恐らく、自分がたくさん自分のことを話して自分から「放すべき」ことをたくさん手放したことと、参加者それぞれの自分を生きるパワフルさと美しさを存分に浴びたからだと思います。

 

あと同性の本気の賞賛、承認の言葉が体感として心に入ったから。男性に褒められたり、賞賛されるのももちろん嬉しいですが、同じ女性に賞賛してもらうというのは異性に認められることとは全く別のパワーがあります。

 

よりたくさん受け取れるように、そしてよりたくさん自分からエネルギーを溢れさせることができるようになりました。(ちょっとこれはまた別の記事で書こうかと思いますが、私は「豊かさの循環は女性から始まる」と思っていて、そのコツは女性の「受け取る力」だと考えているんです)

 

私、20代の頃は「絶対男に負けるか…!!!」と思って周りが引くほど男性と同じように頑張っていたので(当時のコンサルタントの皆様ごめんなさい m(_ _)m) 当時の私から考えると「女性としての自分を受容」とか本気で世界が180度変わった感じです。

 

また、今回のリトリートですが、ファシリテーターとしては女性視点の場作りやプログラムの設計がものすごーーく勉強になりました。システムコーチングの設計にも活かせることがたくさんありそうで、これから楽しみ過ぎます。

 

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こういう対話の場は日本でも創りたいですね。(日本語で…^^; )   私、今回の人生が女性で本当によかった…!

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